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【外食】インド・ファストフード市場 今後3年で倍増見込み 外資参入と中小都市への展開予測

インドの格付け機関CRISIL社によると、インドのファーストフード市場の2016年度の市場規模は、小規模都市を中心に新店舗が展開されていくことで、2012年度340億ルピーからほぼ倍増となる700億ルピー市場にまで拡大すると見込まれている。

同社の予測によると、新店舗が毎年16~18%の比率で増加していく。また全都市に占める中小規模の都市に展開している店舗の比率も現在は25%程度だが、今後は40~45%にまで拡大する見込みだ。

また、グローバルブランドの参入も進むことで、ファーストフード市場の63%が外資系企業によって占められるだろう。特にピザやハンバーガー、サンドウィッチ関連では地元企業が新たに展開することが難しいため、製品・サービス展開ノウハウを持つ外資系企業が一気に展開し、83%が外資系が占めると予測されている。

また調査結果によると、ファーストフードを利用する中間所得層の世帯に関して、小規模の都市のほうが、大都市圏に比べて伸び率が高くなると見られる。「大都市では、中間所得層の世帯のファーストフード消費額は、2012年度は3,700ルピーだが2015年度は1.5倍の6,000ルピーになると見ている。対して、小規模の都市では2012年度1,500ルピーだが2015年度には2.5倍の3,700ルピーに拡大すると見ている」(同社Prasad Koparkar氏、シニアディレクター)。

ただし、市場規模としては拡大することが期待されるものの、店舗単位では同一エリア内でのファストフード店同士の競争が激しくなることにより店舗当たりの収益は減少すると見られる。

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