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【日用品】仏化粧品大手L’Oreal インド現地スキンケアCheryl’s Cosmeceuticalsを買収

フランス化粧品大手L’Oréalのインド法人は、ムンバイを拠点とするインド現地スキンケアCheryl’s Cosmeceuticals社を買収した。

同社によるインド美容市場での買収はこれが初となる。買収金額は明らかにしていない。

この買収により、競争力の高いインド・サロン市場市場において同社の地位強化に大きく寄与する。

なおインド・サロン市場におけるプレイヤーとしてはLakmeやSchwarzkopf、Wella等や、国内プレーヤーとしてShahnaz Hussainなどが展開している。インド・サロン市場に関する調査結果“Indian Salon Report 2013”によると、同市場の規模は1,200億ルピーに上り、2015年には2,100億ルピーに達すると予測されている。

Cheryl’s Cosmeceuticals社は1986年に設立され、現在の流通網はインド全土に1万店舗以上にのぼり、売上は約2億ルピーだ。

 

L’Oreal社は最近、サプライチェーンの拡大・生産設備の強化・基礎研究・イノベーション・成長促進に向け、今後5年間でインド市場に100億ルピー投資すると発表した。

今回の買収について同社MDのJean-Christophe Letellier氏によると、自社がサロンやスパ市場向けに展開するプロフェッショナル用製品部門のラインナップ拡大だけでなく、スキンケア製品や関連サービスの強化にもつながる、と語っている。

同社はこれまで展開していた製品ブランド“L’Oréal Professionnel”、“Matrix”、“ Kerastase”により、インド全土のサロン約4万店に強いプレゼンスを発揮しているが、本買収により新たに1万店のサロンに拡大される。

Letellier氏によると、インドのサロン市場はコンシューマ美容製品市場よりも早く成長しており、今後3年間でサロン市場は前年比30%で成長すると予測されている。一方コンシューマ美容製品市場は10~15%成長と予測されている。

同社はプロフェッショナル部門・コンシューマ部門合わせて16ブランドを保有している。プロフェッショナル製品部門は、総売上158億ルピーの20%を占める。今年は売上において23%成長すると予測されている。

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