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【日用品】インド・スキンケア市場で続くM&A

インド・スキンケア市場では、国内スキンケアブランドにおける生産量や流通網の不足がM&Aを活発にさせている。最近では、Bajaj Corp社がOzone Ayurvedics社のNomarksブランドを買収し、L’Oreal 社がCheryl’s Cosmeceuticals社を買収した。

国内企業が自社のスキンケアブランドを手放すという決断は容易ではないが、買収されることで流通網が拡大する。

Cheryl’s Cosmeceuticals社の共同創業者でありディレクターのOscar Pereira氏は「L’Oreal社により、Cheryl’s社の事業の成長は加速する。Cheryl’s社の製品をグローバル市場に展開することが私の夢であり、L’Oreal社の支援により実行されるだろう。当社のブランドはインドの東部地域に限定されているが、L’Oreal社の支援によりインド全土に展開できるだろう」と語った。同氏は、買収後もCheryl’s社を保有する。同社で活用していた植物由来成分に関する専門知識を持つ同氏は今後3年間は L’Oreal社のコンサルタントに位置付けられる。

ハイエンド製品“Keraskin”を保有しているL’Oreal社にとって、Cheryl’s社の低価格ブランドによる売上拡大が期待できる。「Cheryl’s社製品は価値あるブランドだ。当社の製品はインドに合った価格設定で国際的な品質を併せ持つ」と語った。

Cheryl’s社は1万店のサロンに展開しているが、L’Oreal社の支援によりインド全土で4万店のサロンへの展開が見込まれる。

インド現地企業Ozone Ayurvedics社は、Dabur India社など大手企業から買収に関する話を持ちかけられていた。最終的に、スキンケア治療(anti-blemish)ブランドNomarksをムンバイのBajaj Corp社に売却すると決めた。

Ozone Ayurvedics社のMD、S.C Sehgal氏は「 Bajaj Corp社は流通網を活かし、同ブランドにとって良い働きをすると信じている。スキンケア市場は競争力が高く、大規模な購買力を必要とする」と語った。

Nomarksの新たな所有企業となるBajaj Corp社は、流通網が270万店の販売網に及んでいる。

Nomarksは流通コストが売上を圧迫していたため、Bajaj Corp社の流通網と販売力を活用することでコスト削減が見込まれる。

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