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【小売】インドオンライン小売HomeShop18 売上好調 倉庫やコールセンター拡充進める

Network18 Groupのオンライン小売ベンチャーHomeShop18は、過去5年間年率80%で成長しており、2014年度に損益分岐点に達する見込みだ。創業6年目の同社は、2013年度に売上100億ルピーを突破し100%以上成長を記録した。2014年度も同様の成長を期待している。
Network 18 Media & Investments社の決算によると、HomeShop18は2013年4~6月の四半期において、売上が前年同月比2倍以上を記録した。

HomeShop18のCOO兼eコマース担当部長Narasimha Jayakumar氏によると、多くの業界が経済の逆風により課題に直面しているが、消費者がeコマースの利便性や価格メリットに関する認識が広まったため、電子小売業市場が成長していると語っている。インターネット利用が急増していることも、市場拡大を後押ししている。
現在、インドには1億5,000万人のインターネットユーザーがおり、アメリカや中国に次いで3番目に多い。

HomeShop18は毎月の訪問者数が800万人を超え、同業他社に対して優位に立っている。同社は2013年4月にモバイルアプリを展開し、Jayakumar氏によるとすでに20万ダウンロードを記録した。

CRISILの調査によると、オンライン製品市場の規模は2012年に320億ルピーであったが、今後数年間で45~48%成長して1,000億ルピーに達すると予想されている。

電子小売業者は従来の小売店に対して資本投資の面で強みがある。操作性の高さによって、直売店より価格を5~15%抑えて提供できる。

Jayakumar氏は「バーチャル小売と家庭やオフィスが定期的に製品を購入する利便性は、非常に魅力的であり、明らかに発展を遂げている。国内でインターネットの利用が増加していることから、バーチャル小売業やeコマースは急激な成長を見せている。約3年前、eコマースの利点は価格のみであったが現在は利便性も魅力だ。多くの分野の製品を揃えるワンストップショップが存在しないため、人々はオンラインで製品を購入する準備が整った。

HomeShop18はコールセンターや倉庫の拡大に向けた投資を進める。

2013年4月、同社はOCP Asia社から3,000万ドル調達し、既存の23拠点の倉庫の容量拡大と、コールセンターの人員も1,500人から2,000人に拡充する。

同社は、技術の使用率を高める一環として、最近ウェブサイトを修正した。同社は製品を追加し、スポーツやグルメなどいくつか新たな分野を追加した。

同社の各種施策の背景には、今年初めにインド・インライン市場に参入した世界的大手Amazonに対抗する狙いがあると見られる。

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