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【化粧品】インドの研究機関、大手メーカーの美白化粧品から金属成分を検出

インドの Centre for Science and Environment (CSE)は、大手化粧品メーカーが販売している美白用化粧品に、人体に有害な水銀などの重金属が多く含まれている可能性があることを発表した。CSEの調査によると、これらの調査対象はP&G社、HUL社やL’Oreal社の商品が含まれる。

インドでは化粧品に水銀の成分を利用することは禁止されている。しかし、CSEが実施した検査では国内で販売されている美白クリームから44%の水銀が検出されている。同団体は、P&G社のOlay Natural White から1.79 ppm、HUL社のPonds White Beautyからは1.36 ppmの水銀が検出されたと主張している。また、検査対象となった30種類の製品から基準を超える0.57 ppm~9.18 ppmのニッケルが検出されたことも明らかにした。

HUL社の担当者は当件について下記のように語る。「我々の化粧品に水銀を利用していないことを明らかにしたい。他国で販売している製品と同様、Ponds White Beautyを含むすべてのPondブランドの商品は安全である。水銀は一切使用しておらず、微量金属の制限に関してもBIS(インドの品質規格局)やFDA(米国食品医薬品局)が規定する製造基準に従い製造されている。」

CSEの検査では、L’Oreal India社の”Lancome Labsolu Nu-204”から最も高い値が検出されたが、L’Oreal本社はこの事実を否定している。「“Lancome”の商品が最も重視しているのは利用者の安全性ある。我々は重金属を製品原料として使用しておらず、インドの規格や国際的な基準に完全に従っていることは確かだ。」

CSEによると、今回の検査では美白化粧品以外にもリップスティックから50%のクロミウムと43%のニッケルが発見されたとのことだ。CSEのDirector General、Sunita Narain氏は、「今回検査した商品から微量の水銀が発見されたことは、完全に基準違反である。」とCSEのdirector generalであるSunita Narain氏は語る。

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