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【アパレル】H&M、今年中にインドに第一号店を開店予定

スウェーデンのアパレルメーカーHennes & Mauritz(H&M)社は、インドでの第一号店舗を今年中に開店させる計画を発表した。世界第二位のアパレル小売H&M社は、アジア第三位の巨大市場インドで先手を打つ狙いである。

国内50店舗の開設に向けた約1億ユーロ(1億3700万ドル)規模の投資計画に対し、インド政府は2013年12月、正式に許可を下した。

H&M社CEO Karl-Johan Persson氏は、「我々はインドでの初出店を非常に楽しみにしている。インド市場は潜在力が非常に高く、世界で今最も魅力的な市場の一つだ」と述べた。

H&M社の関係者によると、インド第一号店の出店場所はまだ決定しておらず、複数の主要都市や地域を検討している段階である。しかし、政府の許可が降りた今、より迅速に計画を進めることが出来るはずだと述べる。

同社は過去10年間で合計53ヶ国の3,100店舗以上へと、店舗数をほぼ3倍に拡大してきた。しかし、急成長する新興国においては世界最大のアパレルメーカーInditex社の後塵を拝してきている。

H&M社の売上の約80%は未だ欧州市場からきている。一方で86ヶ国に6,000店舗を構えるInditex社は、アジア市場による売上が約20%を占めており、H&M社の6%を大きく引き離している。

H&M社は2014年中に世界各国で375店舗を開設する計画を発表した。インド以外では、中国に80-90店舗、またオーストラリアやフィリピンへの出店も計画に入っている。

インド政府が外資小売企業に対する規制を2012年に緩和して以降、スウェーデンの家具メーカーIKEAを含む、多くのグローバル小売企業がインド展開に動きだしている。Inditex社は既にインド地場企業と合弁を設立している。

小売業界のコンサルティングを手掛けるTechnopak社は、インドの繊維・アパレル市場は2012年の580億ドルから、2021年までには1,410ドル規模へと拡大すると推測している。

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