インドの最新業界ニュース、2500社のインド企業情報を提供するポータルサイト

【FMCG】P&G社、インド事業に新たに24.4億ルピーを投資

世界最大級の消費財メーカーP&G社は、インドのHome Products事業に24億4,000万ルピーを投資する見通しだ。今回の投資は、インド市場での最大の競合Hindustan Unilever Ltd(HUL)に対抗し、製品ラインアップやリーチ範囲の面で市場優位性の獲得を目指すための動きであるようだ。

P&G India社の売上が現在600億ルピーであるのに対し、HUL社の売上は約4倍の2,600億ルピーである。両社は洗濯用洗剤、ヘアケアやスキンケアなどの市場で競争しており、すべてのセグメントにおいてHUL社がトップシェアを占めている。

P&G India社は2013年度に親会社から合計100億ルピーの投資を受けている。今回発表された新たな投資については、同社のマーケティング活動、イノベーション促進や流通網の拡大に活用される見込みだ。

P&G India社はこの数年で”Whisper”、”Pantene”、”Oral B”、”Vicks”、”Gillette”、”Ariel”や”Tide”などのブランド展開により2桁成長で事業を拡大させている。しかし、プレミアム商品を展開する同社は、なかなか競合のHUL社に追いつくことができていないのが現状である。現在、P&G社は製品の付加価値を重視する一方で、HUL社は”Wheel”や”Lifebuoy”ブランドなどで大衆市場への展開に注力している。 今回発表されたインド市場への投資の増加は、大衆市場への参入、およびマーケティング活動の強化に向けた取り組みだと見られる。

一覧に戻る