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【FMCG】インドの消費財メーカーEmami社、新たな市場に積極展開

インド地場の消費財メーカーEmami社は、新たな市場参入により製品ラインアップを拡充させ、5年後には売上高10億ドル(600億ルピー)の突破を目指す。

コルカタに本拠を置く同社の去年度の売上高は200億ルピーであり、過去数年間、年間15%で成長を遂げてきた。今後2年でより積極的な市場攻略、及び新商品の投入に取り組み、成長率をさらに引き上げると同社のDirector、Harsha V Agarwal氏は現地紙に語った。同社は既存ブランドの傘下で新商品を投入していくと同時に、食品飲料市場にも参入する見通しだ。

現在、同社はパーソナルケアとヘルスケアの2つの製品カテゴリーにおいて、”Navratna Oil”、“Boroplus”、”Zandu”や”Fair and Handsome Fairness Cream”などを含む約250種類以上の商品を抱えている。地場競合となるDabur社(売上高700億ルピー)やMarico社(売上高450億ルピー)は食品市場で既に優位性を確立している。Agarwal氏によると、Emami社は新市場に参入するにあたり事業買収も検討している。

同社によるこの新たな事業展開は、数四半期前から動きが始まったようだ。近年、同社は疼痛処理の医薬品ブランド”Zandu”を拡充し、男性向けエナジー・バイタル製品のブランド”Vigorex”を新たに発売した。また、”Boroplus”と”Fair and Handsome”ブランドでフェイスウォッシュ市場に参入し、新商品を投入した。また、”Emami 7 Oil”というヘアオイル商品も新発売している。

最近では、同社は男性用制汗剤市場で新ブランド”HE”を発売しており、近々、石鹸、シェービングクリーム、ヘアジェルやアフターシェイブローションなど、男性グルーミング市場で幅広くブランドを拡充させていく計画である。

Agarwal氏は、「”HE”は2年後までに20億ルピー規模のブランドになるだろう。ターゲット層は農村部に住む向上心の強い男性である。国内消費の拡大を踏まえると、男性グルーミング市場は今後5年間で急速に成長するだろう。当社は、個性的で手頃な商品を揃え、業界を上回る事業成長を目指している。」と述べる。

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