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【小売】Gap、インド初の店舗をデリーとムンバイに計画

米国の大手アパレル小売Gap社はインドの地場企業Arvind Lifestyle Brand社と提携し、インド国内に40か所のGap店舗を新設すると発表した。来年内にムンバイとデリーで1店舗ずつ開設し、大人、子ども及びベビー向けに2015年の夏コレクションを販売する計画だ。

Gap社は、自社のグローバル拡大戦略においてインド進出は「重要なステップ」であると表明しており、Arvind社の子会社Arvind Lifestyle Brand社との提携によりインドで”Gap”店舗をフランチャイズ展開していく。

Gap社のGlobal President、Steve Sunnucks氏は、「インド市場は非常に活発な成長市場であり、当社のグローバル戦略では次に狙うべき重点市場と位置付けている。」と述べる。
また、Gap Global Franchise社のVice President、Ismail Seyis氏も、「インドの人口の半分以上が25歳以下であり、これらの層はファッションに強い関心を持っている。」とコメントする。同氏によると、インドは製品の製造拠点としても重要な国であり、これまで同社は現地の製造業者と強い関係性を構築することに注力してきた。

2007年、同社は製造業者と協力し国内にある2カ所の製造工場において、職場教育プログラムP.A.C.E. (Personal Advancement & Career Enhancement)を実施した。このプログラムは工場で働く女性労働者の生活及び職場環境の改善を目的にしており、生活水準の向上に伴う知識や所得向上のための技術研修を提供した。

近年、同社は北米市場への依存を削減させるため、アジア地域に新たに110ヵ所の店舗を設立する計画を発表しており、インド進出はこのアジア事業拡大戦略の一環として位置付けられている。

インドの中間層による消費の拡大や市場の潜在性に多いな期待を抱く海外の小売企業はGap社だけでない。先月、世界大手ネット小売のAmazon社は、インド市場におけるeコマース事業を拡大させるため同市場に20億ドルを投資すると発表した。

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