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【化粧品】インドのElder Pharma、皮膚用医薬品を新たに展開

インドの製薬会社Elder Pharmaceuticals社は、400億ルピーと推定される皮膚用の医薬品市場に参入し、美白クリームやアンチ・エイジングクリームや高機能製品などを新たに展開していくと発表した。

 

インドのスキンケア市場では既にHUL社、P&G社、Revlon社、Amway社やL’Oreal社などのグローバル企業や、非組織市場においては地場のメーカーが数多く存在し、各社が独自のマーケティング戦略や商品の差別化で競い合っている。Elder Pharmaceutical社はこの競争的な市場で4~5%のシェア獲得を目指すと発表した。

 

同市場は年間20%の成長率で拡大していると推定されており、都市部だけではなく郊外や農村部でも著しく需要が拡大している。このような地域では特に強い流通チャネルや適切な価格設定が重要とされている。

 

今回Elder Pharmaceutical社は、ハイドロキン成分を含む美白クリーム(”Eslite Plus”)、FDA認証の日焼け止めクリーム(”Ultraguard”)、アンチ・エイジングクリーム(”B-New”)、ストレッチマークや妊娠線予防クリーム(”Camoflage”)やマルチビタミンのジェラチンキャプセル(”Skin O2”)などの商品を新発売した。

 

同社のManaging Director、Alok Saxena氏は下記のように述べる。「発売直後の消費者の反応は非常に良く、2016年度にはこれらの新ブランドから11.5~12.5億ルピーの売上を見込んでいる。また、今後はリップケア、発毛剤、目下専用ジェル、クレンザーや保湿剤なども展開していく予定だ。近年、皮膚用医薬品は治療のためだけでなく日常的に使用され始めており、化粧品やアンチエイジング治療の分野の成長が期待されている。」

 

消費者の所得向上や生活習慣病の増加に伴い、インドでは美容外科の需要が急速に拡大している。Saxena氏によると、2016年には国内における美容外科の件数が200万件に到達する見通しである。

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