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【紙おむつ】Huggiesを展開するKimberly-Clark、インド市場の潜在性に注目

有名おむつブランド“Huggies”のメーカーであるKimberly-Clark International社は、2020年までにインドが同社の重点市場となると見込んでいる。HUL社との合弁会社Kimberly-Clark Level社を通じてインドで事業展開をしている同社は、今後数年間にかけて紙おむつの事業拡大に注力するとのことだ。

 

同社のAsia Pacific事業でPresidentを務めるAchal Agarwal氏は、下記のように述べる。「インドでは現在、年間2500万~2600万の幼児が生まれている。しかし、おむつの市場は比較的未開拓な市場である。働く母親が増える中、おむつの需要は今後も拡大し続けるだろう。」

 

インドのおむつ市場は3億~4億ドルと推定されており、アジア太平洋地域の他国と比較しても市場は小さい。同社は、大都市において非常に大きな事業機会があると見込んでいる。また、農村部の地域においても徐々に普及は進んでいると見ている。

 

Agarwal氏は、「インドの市場はまだ小さいが、潜在性という意味では非常に大きい。我々はインドを将来の重要な市場と見ており、2020年までには大きな市場になると信じている。同市場は2桁の成長率で堅調に拡大している。」

 

同社の製品ラインアップから他の商品を投入する計画に関しては、Agarwal氏は「事業戦略上、今後数年は”Huggies”に注力すると決めている。我々はインドの母親に革新的な商品を提供する予定だ。」と述べる。同社は衛生用品のブランド”Kotex”や高齢者向け製品のブランド”Depend”などのマーケティング戦略も今後検討していくとのことだ。
同社のティッシュ事業に関しては、同社は事業拡大する上で様々な課題を抱えている。「インドではティッシュの製造業者が多く存在している。インドでティッシュを製造するためにはボリューム販売が必要になるが、我々の”Kleenex”のようなプレミアム価格の製品でボリュームを見込むことは難しいだろう。とはいえ我々はローエンドの市場に参入する予定はない。」(同氏)

 

しかし、同社は”Kleenex Wipes”のような付加価値製品をインドでも展開していく見通しである。Kimberly-Clark Lever India社のManaging Director、Vikas Singh氏は、「現在”Kleenex Wipes”の投入を検討している。試験的に販売した結果、潜在性を評価して事業シナジーを検討する予定だ。」と述べる。また、同氏は”Huggies”のような製品カテゴリーにとってECは合理的な販売チャネルであり、EC販売を通じた売上は急速に拡大していると述べる。

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