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インドの女性用下着市場、高級カテゴリーが急成長 国内メーカーの新規参入も活発化

コンサルティング会社Wazir Advisors社による調査レポートによると、インドの女性用下着市場(Intimate Wear Market)は現在1,100億ルピーであり、近年ではインド国内メーカーによる積極的な事業拡大が注目されている。

ファッション系のネット通販「Fashionara.com」のCo-Founder及びChief ExecutiveのArun Airdeshmukh氏によると、ネットで販売されているランジェリー商品の約4割はインド地場のメーカーの商品であるとのことだ。また、Wazir Advisors社による調査では、インドでは女性が保有するブラジャーの数は平均で従来の5、6枚から8枚に増えているという結果がわかった。

同調査レポートによると、インドの女性用下着市場は2009年から2013年の間に年平均17%で成長した。その内、超高級カテゴリー(super premium category)は年平均成長率26%で65億ルピー、高級カテゴリー(premium category)は年平均成長率22%で180億ルピーの規模に到達した。中価格カテゴリー(medium category)はより緩やかな成長を遂げ、年平均17%で470億ルピー規模であった。同カテゴリーの製品は1個あたり平均250ルピー(約500円)程度である。

国内ブランドは主にインドの大衆消費者向けのエコノミーから中価格カテゴリーの商品を展開しており、これらのカテゴリーでは24歳から35歳の年齢層が主な消費者となっている。この内、高級カテゴリーに参入しているのはSonariを含む1、2社程度であるが、今後増えていく見通しであるとWazir Advisors社のPrashant Agarwal氏はコメントした。

近年インド地場メーカーGinza Industries社が展開するブランド「Soie」は、Warner Bros社と「スーパーマン」と「ワンダーウーマン」コレクションのブランド使用において独占契約を締結した。 さらに同社はインド市場向けの商品開発に注力するため、スリランカの下着製造工場から技術専門家を受け入れた。

同社のCEO、Amrit Sethia氏は、「当社は今年中に100種類以上の新製品を開発し発売する予定だ。 これは去年と比べて2倍近くの数だ。」と述べた。同社はインド国内で自社専門店やマルチブランドの小売店、オンラインで販売しており、もうすぐモバイルアプリも開始する予定だ。

また、”Cloe”ブランドとして知られるClovia社は、近年IvyCap VenturesからシリーズAの投資を受けた。同社は商品の素材にこだわりを持っており、発売から3年の”Cloe”のランジェリー商品には海外から輸入された素材やブラジャーには着心地の良い特別なアンダーワイヤーが用いられている。

ネットショッピングサイトのAmazon.inでは、「Hanes」や「Garfield」、「Voluptina」、「Scandal」を始めとした海外ブランドから、「Enamor」や「Lovable」、「Libertina」、「PrettySecrets」、「Floret」、「Heart2Heart」、「Soie」などの国内ブランドの商品も展開されてる。

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