インドの最新業界ニュース、2500社のインド企業情報を提供するポータルサイト

インドのバイオシミラー市場、2020年に11億ドルに到達見込み

近年インドでは、バイオシミラー(バイオ後続品)市場が急速な成長を遂げている。

バイオシミラー業界の市場規模は2016年時点の1億8,600万ドル(約3.162億円)から2020年には11億ドル(約18.7億円)へと大幅に拡大する見通しだ。インドのライフサイエンス企業は近年バイオシミラー薬剤の商品開発に巨額を投資しており、国内外の市場に供給するために海外にも製造拠点を設立している。その中には、複雑な規制環境で生き残るために、他企業の買収や業務提携で生物製剤の知見や製造技術を取得する企業も多くみられる。

近年では、医薬品メーカーのAurobindo Pharmaがスイスのバイオシミラー企業TL Biopharmaceuticalから細胞培養技術を適用した4商品を取得し、バイオシミラー分野に参入した。同社によると、これらの商品の臨床試験の約70%がインド国内で行われる予定である。同社はテランガナ州のハイデラバードに研究開発拠点を保有しており、今年9月には研究開発センターの敷地内に製造施設を新設する予定である。

バイオシミラーとは、「バイオ医薬品の後続品」と呼ばれ、先発医薬品の特許が切れた後に発売され、値段が安く設定されている医薬品のことを示す。インド発のバイオシミラー製品は既に世界中で販売されており、今後もインドから世界市場への供給が増大していく見通しだ。

一覧に戻る