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【食品】スナック市場 現地企業、王者ペプシコの牙城を攻める

インドスナック市場は、絶大な人気を誇るスナック菓子「クルクレ」や「レイズ」を販売する米大手ペプシコが圧倒的なシェアを持っている。クルクレとレイズは2012年度4-9月期にシェアを2-3%落とした(ニールセンの調査データに基づく)。また欧米系スナック内シェアでも2009~2010年に48%から40%まで下落している。ペプシコ社のシェア低下の要因は、Balaji、Yellow Diamond(Indore)、Crax(DFM Food)、Bingo(ITC)等の現地企業の台頭がある。現地企業ならではの価格力や現地ニーズに基づく商品ラインナップにより、ペプシコの牙城を崩している。

ペプシコ社はシェアを奪還するため積極的にマーケティングに投資し、25種以上の新製品の展開など、全ての製品カテゴリで市場でのポジションを強化していく。

だが製品ラインナップを拡大するのはペプシコ社だけではない。DMF Foodsはインド北部にまで販売網を拡張しており、2011年夏からは西部地域でも販売を開始した。

現地企業の台頭に投資ファンドの動きも活発だ。2011年、PEファンドSequoia Capital社は現地スナックメーカーPrakashに約3000万ドル投資している。

大手ペプシコの販売強化とローカルブランドの台頭によりインドスナック市場の競争は激化しつつある。インドスナック市場は現在940億ルピー、年率25%で急成長している。

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