インドの最新業界ニュース、2500社のインド企業情報を提供するポータルサイト

【外食】Lavazza Spa社、インドコーヒーチェーンBARISTAの売却を検討

関係者によると、イタリアのLuigi Lavazza S.p.A.社は、2007年に買収したインドのコーヒーチェーンBARISTAの戦略的パートナー又は売却先を探しており、既に準備交渉が始まっているという。

BARISTAは2000年代初旬、上質な場所でエスプレッソを提供する高級路線のコーヒーチェーンのパイオニアとして登場し、強力なブランド力を持っていた。Luigi Lavazza S.P.A.社は2007年にInfotech Groupから同チェーンとFresh & Honestを1億2,500万ドルで買収したが、度重なるオーナー交代と方針転換により成長に歯止めがかかり、そこにCafe Coffee DayやCosta Coffee等の競合他社の躍進により地位を奪われた。当初2010年までに1,000店舗を謳っていたBARISTAは180店舗に留まっている一方、Café Coffee Dayは1,300店舗を越えている。

同社資料によると、BARISTAの2011年度の売上高7.5億ルピーであり、9,000万ルピーの営業損失を出している。店舗数は2013年3月までに180店舗から110店舗に縮小する計画であり、既に採算性の低い店舗からは撤退している。

コーヒーチェーンの売却の動きに関して、同社広報担当者によると「当社がグローバルにイニシアティブをとるための戦略でありインド撤退の意図はない」とのことだ。同社にとってインドは「グローバル戦略の中で非常に重要な国であり、国内パートナーを見つけなければならない」(広報担当)と語っている。 インドでの今後の展開に関しては、Fresh & HonestやLavazza等を中心に展開する計画がある(同社役員)とのことだ。

 

インドのカフェ市場は現在2億3,000万ドル規模であり、2017年までに4億1,000万ドル規模にまで成長する見込みだ。

インドのコンサルティング会社テクノパック・アドバイザーズ(Technopak Advisors)の分析によると、インドでは過去5年の間に年平均250店舗近くカフェが増えており、カフェ店舗は2007年に約700店舗であったが現在では1,950店舗まで拡大しているとのことだ。またStarbucksやDunkin Donutsをはじめとする多くのグローバル企業が出店を計画しており、今後5年間で更に1,000店舗ほどカフェが増えると予測する。

グローバル企業のインド展開が進むことで、インドの国内カフェ市場はまた大きく転換することになりそうだ。

 

一覧に戻る