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【食品】インドでマーガリン製品が人気に 健康志向の高まり背景

インドのマーガリン市場が15億ルピーと推定される一方、バター市場はその数倍の120億ルピーと言われている。インドの消費者はバターの味を好むが、バターはコレステロールや中性脂肪の値が高いため、今日では、消費者はより健康的な製品を欲している。生活習慣病が身近な病と認識され始め、健康への関心が強くなっている中で、消費者はバターからマーガリンへ転換する傾向がみられている。

マーガリンは、Ruchi Soya Industries社やZydus Wellness社(マーガリン市場シェア55%)のような健康関連商品のメーカーが発売している。

2012年12月、Ruchi Soya Industries社がNutrelaを発売した。Nutrelaのマーガリンは、カロリーが低く、トランス脂肪酸を含まず、ビタミンA,D,Eを含む。「バターよりも健康に良い」高級製品として位置付けられている。

一方Zydus Wellness社は、NutraliteのブランドからOmega 3を新発売し、今後も新製品の投入を検討している模様だ。Omega 3は既存の製品よりも高級志向であり、ホテルやレストランではなく小売店舗への展開に切り替えるようだ。「Nutraliteブランドの売上の30%は小売セグメントによるものだ。我々は今後さらに高付加価値の商品の開発を検討している。」と同社MDのElkana Ezekiel氏は話している。

 

マーガリン市場では、ほぼ卸売価格で製品をホテルやレストランなどの施設に提供している地域プレイヤーも力を持っている。一方、マーガリンの小売セグメントは少しずつ競争が激しくなっている。Nutraliteは、後発のAmulやBritanniaのような製品との競争を避けられないだろう。

 

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