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【食品】米大手Yum Brands社、インド風味のメキシコ料理を展開

KFCとPizza Hutを持つアメリカのフードチェーンYum Brands社は、インドのメキシカンレストランTaco Bellを立て直す。

Taco Bellはアメリカを最大の市場としており、メキシコ料理の中でもタコス、ブリート、ケサディヤス、ナチョーを提供する。インドには2年前に進出し、提供するメニューのうち、地域に合わせたメニューやベジタリアン用のメニューが60%を占める。これは世界中のメキシカンレストランチェーンで初の試みである。

Yum Brands社は急速に成長しているファストフードレストラン市場の中でも規模の拡大を続けている。ここ2年間 Yum Brands社はKFCの店舗を積極的に展開しており、2015年までに1,000店舗拡大する予定だ。また今後3年間でインド事業での売上目標を10億ドルの売上を狙う。

Taco Bellは現在Bangaloreに3店舗展開しており、Kathitto(カティ・ロールとメキシコ料理のブリートを組み合わせた商品)のような商品もメニューに追加した。他にも、インドの消費者に親しんでいただくため、インド現地製品と組み合わせた製品を提供している。

 

インドのファストフード市場では、Yum Brands社の競合としてMcDonald’s社やDomino’s Pizza社がある。各社とも地域の消費者の好みに合わせてメニューを提供している。ベジタリアン専用の商品のみを提供する店舗もある一方で、多くの店舗は地域の味覚に合うメニューを増やすことでシェアを広げている。 Yum Brands社は、Taco Bellにおけるベジタリアン用メニューに加え、インドのKFCでもベジタリアン用のメニュー(現在は15%)を増やす予定だ。

 

Yum Brands社は、インドPizza Hutの宅配サービスの拡大も目指す。インドでは、Pizza HutはマーケットリーダーであるDomino’s Pizzaとの激しい競争を強いられている。同社は5000店舗のレストランを展開しているが、中国での商品開発や販売展開が奏功し、中国での売上が全体の半分を占めている。同社は中国での事業展開の経験をインドやロシア、ブラジル等の他新興国にも展開していきたい考えだ。

 

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