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【食品】成長力を持つインド・パッケージ食品市場

2013年4月に発表されたEspirito Santo Investment Bankの調査によると、生活水準の改善や、消費者の都会的な生活様式への変化が進んだことで、パッケージ食品分野は日用品・食品市場において最大の部門となると予測されている。

Espirito Santo Investment BankのアナリストNitin Mathur氏によると、インドでパッケージ食品がまだあまり浸透していないことを考えると、Nestle社の成長が日用品・食品市場において最も大きなものとなると見られている。一般に食品分野での売上は家庭・パーソナルケア分野よりも低いものの、資産回転率はとても高い傾向になる。「Nestle社は強い流通網を持ち、かつ同分野のマーケット・リーダーであるため、とても大きい価格決定力を持つようになるだろう」(同氏)。

Nutrela, Mahakosh, Sunrich, Ruchi Goldブランド等の食用油・大豆製品の製造・販売を手がけるRuchi Soya Industries社MDのDinesh Shahra氏によれば、消費者の多忙化するライフスタイルや都会化が、パッケージ食品消費を進める重要な要因となるが、地方の消費者層もパッケージ食品成長の要因となる。インド合同商工会議所(ASSOCHAM)による最近の調査によると、首都圏の労働者の82%が“外出先や屋台で食事をするよりもパッケージ食品の方がよい”と回答している」とのことだ。

インドにおけるパッケージ食品の分野は2015年までにCAGR(年平均成長率)が15%から20%へ上昇し、市場の大きさが150億ドルから300億ドルまで拡大すると予測されている。パッケージ食品の主なカテゴリーはパン製品、缶詰、乾燥加工食品、冷凍加工食品、調味料等だ。新カテゴリーとしては、加工乳製品や冷凍のインスタント食品、健康食品、加工肉、機能性飲料などが挙げられる。

Nilon’s Enterprises社のMDであるDipak Sanghavi氏によると、パッケージ食品は地方から都市部まで幅広く支持されており、インドにて最も速く成長する市場だと見ている。「gulab jamunやカレーペーストのようなインスタント製品は大衆に受け入れられている。我々は、インスタント製品カテゴリーは年率で約20%の成長を見せると予想している。地方に住む人々もこれらの食品が経済的でありライフスタイルに合うと考えている」(同氏)とのことだ。

 

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