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【食品】インド食品市場 調理済み食品の需要高まり

ITC Foods社CEOのChittaranjan Dar氏は、これまでインドでは女性が毎日一から食事を準備してきたが、急速な都市化と働く女性の増加に伴い、今後の食料品の消費スタイルは変化するだろうと見ている。またホワイトカラーの中間所得者層の大半は、便利な食品を探している。

インド加工食品市場規模は3億ルピーであり、ITC社は“Kitchens of India”を発売して以来10年間、シェア30%を獲得している。同社では、ITCホテルの熟練シェフによって作られた料理を消費者の家庭で再現することを目指している。

同社のサービスはインドの国内市場だけではない。ITCグループのITC Foods社は昨年、国外に住むインド人や世界の食通に向けて加工食品の輸出を開始した。輸出規模は 国内市場の3倍の規模だ。カナダやアメリカなどに輸出されているが、両国は厳しい食品規格があるためインドからは野菜の料理のみを輸出している(同氏)。また、インド国内のコールドチェーンは未だ発達段階だが冷凍食材も輸出しているという。

インドの包装食品産業は、多国籍企業が参入し近代的小売業が発展することで、2015年までに2倍の300億ドルに達すると見られている。また即席食品市場は、年成長率15%で成長している。

同社はこれまでは需要が見込めた大都市を中心に即席食品を販売してきたが、アッサム州GuwahatiのようなTierⅡ・Ⅲ都市など小規模都市への拡大を検討している模様だ。

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