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【食品】インド食品大手Kellog社 朝食シリアル市場に再注目 食材・風味に工夫

インド食品大手Kellogg India社はコーンフレーク市場において60%のシェアを持つマーケットリーダーだ。最近オーツ麦市場に進出した同社は、朝食用シリアル市場に注目している。

同社は朝食を栄養の観点から調査することで、北部地域ではパラタ(Paratha)が好まれ、南部地域ではイドゥリ(Idli)やドーサ(Dosa)が好まれていることがわかった。
同社はこれまでマンゴー・バナナコーンフレークなど、インド市場向け製品を試していた。今回は昔ながらの風味を活かしたオーツ麦製品により参入を計画している。

同社MD、Sangeeta Pendurkar氏は「当社は、昔ながらの朝食がインドの消費者に好まれていることを知った。しかし、これらは適切ではなく、粗末な食事と見なされる。当社は、インド市場向けに製品を改良し、適切な製品を提供する」と語った。

Kellogg India社Director-Marketing担当Harpreet Tibb氏によると、香料を加えたオーツ麦製品は、コーンフレークと同じ販路で展開する予定であり、「今後1ヵ月で流通網を強化」する予定だ。同社ではペパーミント(Pudina)など最小限の香料を導入している。これはエバーグリーントマト(Evergreen Tomato)と共にインド市場に新しく追加され、「消費者の反応を探っているところ」(同氏)だ。

一方PepsiCo社やMarico社は、同社に先行する形で、香料を加えたオーツ麦市場への参入を進めている。
同社は、マーケットリーダーPepsiCo社Quaker Oatsの10ルピーの製品と競争している。Marico社の製品価格15ルピーに比べ低く設定している。
Marico社などの競合企業も、積極的にマサラオーツ麦franchiseを構築している。Marico社CEO、Saugata Gupta氏によると、同社は販売量において同市場2位となる14%のシェアを獲得し、今後の拡大を期待している。

インド・コーンフレーク市場は市場規模70億ルピーで二桁成長を記録しており、オーツ麦市場は約16億ルピーで成長率5-6%だ。朝食用シリアル市場全体では、約16%の成長を続けている。
オーツ麦市場に関しては、Nestle社やHindustan Unilever社など多くの多国籍企業も参入する可能性がある。

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