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【食品】グジャラート州乳製品メーカー各社 大手Amul社に対抗し製品展開

インド・グジャラート州に拠点を置く国産乳製品ブランドAmul社は、ターゲット分野を絞り込んだ現地の中小メーカーと競争を繰り広げている。

グジャラート州はAmul社の本拠地がある州だが、同州アイスクリーム市場60億ルピーの中でシェア35%を獲得しているのが、現地の製品ブランド“Havmor”だ。

またチーズメーカーParag Milk Foods社はブランド“GO”を所有し、同州のチーズ市場10億ルピーのシェア45%近くを獲得している。

フレーバーミルク“Power Sip”を発売したVadilalブランドは、Amul社“Kool”の競合だ。同様に、Flourish Pure Foods社は、10年以上Amul社の強みであった袋詰めミルク市場での競合だ。

最近、マハラシュトラ州Puneに拠点を置くVaishno Devi Dairy Products社は、牛のギーでグジャラート州市場に参入している。

グジャラート州酪農業協同組合連合会(GCMMF)MDのRS Sodhi氏によると、「いずれの会社も競争力という観点ではAmul社に比べると大変小さい。加工牛乳の取扱量で言えば、Amul社は1日当たり1,500万リットル取り扱うが、他の企業はこの1%も扱わず、1つの限られた分野で製品展開するだけでは市場で生き残ることは難しい」と言う。またTriton Communications社のMahesh Manjawala氏も、Amul社は品質と信頼が証明されており、少なくとも近い将来には危機に直面しないだろうと見ている。

PwC India社のRachna Nath氏(小売・コンシューマー部門)によると、確かに他の乳製品企業によりAmul社の市場シェアが低下しているものの、消費市場自体が成長するため競争状況に関わらず、全てのプレイヤーに需要がある」と指摘している。

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