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【食品】日清インド法人、インドCapital Foods社と買収交渉との報道

2013年9月、インドで”Top Ramen”を展開する日本インスタントヌードル大手の日清食品は、インド現地の調理食品Capital Foods社の買収に向けて交渉中であるという話が複数の関係筋から挙がっているようだ。

真偽は定かではないが、日本企業各社は消費財や医薬品、技術、金融サービス、食品など様々な分野においてインドと戦略的提携を模索している流れがあることを感じさせる話題だ。

Capital Foods社は製品ブランド“Smith & Jones”や“Ching’s Secret”をもち、中華風インスタントラーメンやスープ、調味料、カレーペースト、冷凍食品等の製造・販売を手がけている。同社の株式は40%がFuture Group傘下のFuture Venturesが所有し、残り60%はCapital Foods社の創業者兼MDのAjaay Gupta氏が持つ。

売上状況に関しては、Capital Foods社は2013年に連結売上高14.5億ルピー、営業利益1.6億ルピーを記録した。それぞれ前年比17%、8%の成長を見せた。

日清食品のインドにおける事業は過去15年間、完全子会社Indo Nissin Foods社を介して行っている。インドでの主力製品は“Top Ramen”ブランドだ。

しかし、Capital Foods社のGupta氏は今回の買収交渉に関する話題については否定し、「Capital Foods社は既存の事業が成長し販売も拡大している。どの企業とも協議は進めておらず、我々は自社販売に注力している」と語っている

Capital Foods社はこれまで、Heinz Foods社やHindustan Unilever社など海外大手企業と交渉を行ったことがあるが、これらの取引は成立していない。

同社の生産体制に関しては、マハラシュトラ州とグジャラート州に3工場を保有している。販売地域は250都市に渡り、900社以上の流通業者と共に近代的小売店に直接販売している。

インドのヌードル市場の規模は350億ルピーであり、25%で成長すると予測されている。スープ市場の規模は20億ルピー程度ではあるが、年率20%の成長が見込まれる。

Rabobank Groupの食品農業の研究諮問部門シニアディレクター兼代表のAsitava Sen氏によると、近年複数のヌードル製品が発売されたことで消費者の嗜好に合った製品が市場に広まってきている。ヌードルは各家庭が毎月購入する食料品に含まれており、簡便な食事の選択肢となっているという。

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