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【食品】フライドポテト インド外食・小売・冷凍市場で急成長

フライドポテトは、おそらく現在最もインドで急成長しているスナックだ。マクドナルドやケンタッキーフライドチキン(KFC)などのファストフードチェーンだけでなく、近代的小売店や冷凍食品メーカーでも成長しており、年間成長率は30%以上だ。

KFCやマクドナルドの関係者によると、フライドポテトは上位3位に入る製品でありサイドディッシュで最大の売上だという。一方、大手小売チェーンBig BazaarやSpencer’s Retail等でも冷凍フライドポテトはスナック製品で最大の売上であり、都市部の家庭ではparathaやvada pav、pakorasなど人気のポテトスナックに代わる食品だ。

冷凍食品を販売するMcCain Foodsなどでも、フライドポテトの売行きは大変好評とのことだ。

KFCのインド及び周辺各国を統括するGMのTarun Lal氏によると、「ジャガイモはインドの典型的な食習慣の一部だ。フライドポテトも当てはまる。ケチャップや他の調味料を付けて簡単に共有できる」と語った。

Lal氏によると、KFCにてハンバーガーを購入した顧客のうち、約半数がフライドポテトもセットで購入する。

McDonald’sのインド法人関係者によると、同社のフライドポテトの売上は前年比30%増と、提供メニューの中でも最も高い。

マクドナルドやKFCが提供しているフライドポテトは、以前から欧米で親しまれていた食品であり、アメリカのジャガイモ販売の4分の1を占めると推定されている。しかしインドでは、ファストフードチェーン各社が参入してから普及した新しい食品だ。

Future グループが展開するFood Bazaarの代表Devendra Chawla氏は、「贈り物としてLadooがチョコレートに移り変わったように、インスタント食品市場においてフライドポテトはPakodaの代わりとして急浮上した」と語る。調理が簡単なためインドの家庭でも浸透してきている。

市場関係者によると、McCainやSumeru、Al Kabeer等が展開する冷凍フライドポテト製品の売上は年率30~40%で成長している。

Spencer’s Retailの代表president & CEO、Mohit Kampani氏によると、小売企業において、ジャガイモの冷凍スナックにおいてフライドポテトは売上の7割を占めている。

冷凍スナック食品(野菜スナック等も含む)市場の市場規模は80億ルピーと推定され、年率15~20%成長している。同市場には野菜スナックとそれ以外のスナックのどちらも含まれる。

Godrej Tyson FoodsのCOOであるArabind Das氏は、消費者のライフスタイルの変化と所得上昇により、消費者は保管できる冷凍スナック食品の利便性を求めているとみている。

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