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【アルコール飲料】インドのワイン市場、スパークリングに注目

2013年10月、フランスの大手シャンパンメーカーMoet & Chandon社は、インドでスパークリングワインを発売した。
Moet&Chandon社の輸入販売会社、Moet Hennesse社もマハラシュトラ州のムンバイでBrutとRose Brutを発売し、来年までにインド全土で展開する計画だ。どちらもアメリカ、ブラジル、アルゼンチンとオーストラリアのみで製造されているChandon社の製品である。インドでは、現在マハラシュトラ州Nashikのヨークワイナリーで瓶詰めされているが、マディヤ・プラデーシュ州Dindoriで自社ワイナリーを建設中だ。

この動きに伴い、Sulaワインを製造するNashik Vintners社など国内のワインメーカーはインド産のスパークリングワイン3製品を新発売した。これらには、瓶内二次発酵を行う伝統的方式(Methode Traditionnelle)のBrutやRose Brutが含まれる。
同社はインドのワイン市場で65%のシェアを獲得しているインド大手ワインメーカーである。

インドのスパークリングワイン市場は、年間販売台数120万ケースであるワイン市場全体のわずか1~2%であるが、今後大いに拡大する見込みである。
インドブドウ加工委員会(Indian Grape Processing Board)会長Jagdish Holkar氏は、「ワイン、特にスパークリングワインの多くは祝祭で飲まれる。インドのワイン消費の60~65%は、ホテル、バーやパーティにおいて消費される。Moetの参入は、インドが世界から魅力的な市場として見られている証拠だ」と語る。

また、ワインの製造過程において生産されるグレープシードオイルも注目を浴びている。グレープシードオイルとは、ワインを製造するためにブドウの果汁を抽出した後、種を冷圧することで抽出されるオイルであり、ワイン製造の副産物として知られており、世界中で高く評価されている。
Nashik Vintners社は、最近グレープシードオイル製品を新商品として販売開始した。同社創業者のCEO Rajeev Samant氏は、「今まで、種は堆肥に利用していた。当社のエクストラバージンのグレープシードオイルの初の生産バッチは約3万ボトルだ。販売のためGodrej Natures Basket社と提携している」と述べる。
独特の種の風味や皮膚を柔らかくする特性、発煙点の高さにより、グレープシードオイルは化粧品業界でも使用されており、価格帯は、エクストラバージン・オリーブオイル程度である。

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