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【食品】インド乳製品市場、2020年に140億ドル規模へ

インド乳製品の市場は、組織化及び非組織化セグメントを合わせ2020年までに1,400億ドル規模へと倍増する見込みだ。可処分所得と国内の需要、両者の向上により、インド乳製品業界はこの先5~6年間に急速な成長率を記録するとみられている。また、乳製品業界全体が年平均成長率15~17%で拡大している一方で、中でも高付加価値製品は24%以上の成長を続けている。

国際的なIR団体のInvestor Relations Society(IRS)のレポートによると、インドの乳製品業界は現在700億ドル規模(組織化及び非組織化含む)であるが、2020年までには倍増する見通しである。主要企業の好調な業績、他業界企業による乳製品部門への参入、未公開株式の急増、外資参入などが、インドの組織化された乳製品市場が、少なくとも2020年まで成長し続けることを暗に示している。また、同団体のCEO Kailash Nichani氏によると、急速な都市化に伴う消費者パターンの変化により、高付加価値製品の売上も好調であり、営業利益率は未加工の牛乳製品の2倍とのことである。

インドにとって牛乳は最大の農産品であり、国内の農業GDPの22%を占めている。また、世界供給の15%を占め、世界第一位のミルク生産国でもある。さらに牛乳の国内生産量は、2016年までに現在の1億2500万トンから2億トンに増加すると予測されている。政府もまた乳製品業界のポテンシャルを理解していると見られ、インド各地の食品加工工場建設に関心がある投資家に向けて投資促進のための施策を打つ計画である。

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