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【飲料】PepsiCo社、2020年までに3,300億ルピーをインドに投資

PepsiCo社は、インドにおける生産能力を現在の2倍に拡大するため、2020年までに55億ドル(3,300億ルピー)を投資する予定だ。これは、同社のChairperson 兼CEOであるIndra Nooyi氏により発表された。

同社の競合であるCoca-Cola社も同様に、2020年までに50億ドルの投資を計画していることを2012年6月に発表している。この2社による発表は、今後10年以内にインドが世界的な大手企業から計105億ドルの投資を受けることを意味している。

PepsiCo社のNooyi氏はインタビューの中で次のようにコメントしている。「我々はインドの食品及び飲料市場においてイノベーション、製造、インフラ、販売戦略や農業などの分野に投資し、生産能力を2020年までに現在の2倍に拡大する見通しである。」
さらに、「我々がインドに投資する理由は、まだインド市場の開拓が初期段階にあるからだ。」と同氏は語る。「インドには所得格差が存在するが、現在は中間層の人口が急増している。同社にとってインドは現在、上位10位に入る重点市場であるが、今後はさらに上昇していくだろう。」

PepsiCo社とCoca-Cola社がインド市場に進出したのは、それぞれ1990年と1993年であり、参入にあたり20億ドル投資している。現在、PepsiCo社はインド国内で42拠点のボトリング工場を設けている一方、Coca-Cola社は58拠点を所有している。
また、インド国内のソフトドリンク市場は3,000億ルピーであり、年間販売量は12億ケースに達するが、これらの国際的大企業2社にはまだ大きな拡大余地がある見通しとのことだ。一人当たりのソフトドリンク消費量の世界平均は94人分であるにも関わらず、インドの平均は未だ20人分であるのだ。また、ソフトドリンク飲料はインド国内に存在する800万店舗のうち、4分の1までしか流通しておらず、インドにおけるソフトドリンク飲料の市場には未開拓な顧客が多く存在する。

Coca-Cola社のブランドSpriteとThums Upはインドのソフトドリンク飲料市場で上位1位と2位を占めており、PepsiCo社のPepsiは市場3位である。しかし、PepsiCo社は食品市場やオーガニックブランドの構築にも注力している。Pepsi、Lay’s、Kurkure、7UP、Slice、Mirinda、Mountain DewやAquafinaなどのブランド展開により、年間約100億ルピーの売上を記録している。また、Tata社と合弁会社NourishCo社の設立により、低価格市場をターゲットとした製品を展開している。

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