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【食品】インドMahindra & Mahindra社、果物ブランド”Saboro”で事業多様化

インドの大手自動車・農業機器メーカーMahindra & Mahindra社の農業事業は、健康志向のインド消費者をターゲットに果物ブランド”Saboro”を立ち上げた。同社は162億ドル規模のMahindra財閥の傘下にある。同社は”Saboro”ブランドで多種類の新鮮な果物を提供する予定であり、初期はリンゴから始まり、ブドウ、バナナやその他輸入果物を展開していく見通しだ。同ブランドはアンドラ・プラデーシュ州Hyderabadで発売され、同社はインドにおいて多様なブランド果物を提供する初の企業となる。Hyderabadは果物や野菜の消費量の増加、及び近代的小売店の拡大が見込まれており、同ブランドにとって重要な市場になると予想されている。

“Saboro”の由来はスペイン語の「味」を意味し、ロゴは太陽と草原から着想し、Saboroの新鮮さと味の象徴となっている。

Mahindra & Mahindra社自動車・農業機器事業のExecutive Director & President、Dr Pawan Goenka氏はブランドの立ち上げについて下記のように述べている。「当社の農業機器事業は、長期的な経営ビジョンとして”Farm-Tech Prosperity(農業技術の繁栄)”を掲げている。この目標を達成するためには、従来のトラクターや農業機械ソリューションの製造に留まらず、農業分野に特化して国内の農家に貢献できる企業になる必要がある。当社は現在、農業事業に注力しており”Saboro”の立ち上げも非常に楽しみにしている。我々は、Saboroがインドやその他の国で高級果物のブランドとして地位を確立することを期待している。」

また、同社の農業・周辺事業のChief Executive、Ashok Sharma氏は「”Farm-Tech Prosperity(農業技術の繁栄)”のビジョンと共に、我々はブドウの輸出で果物市場に参入した。当社は現在、マハラシュトラ州において600人以上のブドウ農家と連携しており、提携によりこれらの農家の生産性は、過去3年間で50%あたり向上している。また、インドからヨーロッパへの高級ブドウの輸出において、我々はインドでトップの企業である。農家との親密な関係性や品質重視の方針を基盤に、当社は他の果物においても国内で最大の高級果物ブランドとして地位を確立できることを確信している。」と語った。

高品質な果物の安定供給を実現するために、同社は味、新鮮さ、見た目や保存期間等、最も重要な品質評価を行う専門チームを保有する。さらに高品質な商品管理を行うため、同社はバリューチェーン全体に渡り包装施設、熟成施設や冷蔵貯店舗の設置に投資している。

展開初期では、“Saboro”は指定された組織的小売店のみで販売される予定だが、数か月後には主要都市における小売店で網羅的に展開する予定だ。また、今後3年間でインド全土の200店舗に”Saboro”を展開する計画である。

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