インドの最新業界ニュース、2500社のインド企業情報を提供するポータルサイト

【食品】インドの大手米加工・輸出業者LT Foods社、米や穀物の製品化に注力

インドにおいてバスマティ米の加工・輸出を行う大手食品加工事業者LT Foods社は、現在ハリヤナ州、パンジャブ州やマディア・プラデーシュ州において加工設備を運営しており、次年度には小麦やスナック市場に参入する見通しである。同社は小麦の製粉機をBhopalに設置し、半年以内に小麦製品を新発売する予定だ。

LT Foods 社CEOのVivek Chandra氏は、同社の戦略について次のように語る。「我々はインドの食品業界で未熟な分野における事業機会を模索している。これまで販売展開してきた製品の好調な売れ行きにより、我々は他の付加価値商品における可能性も積極的に検討している。当社はインドで最大のバスマティ米の加工・輸出業者であり、今後は穀物市場にも参入する予定だ。そのために、Bhopal施設において月間3,000トンの生産能力を持つ小麦製粉設備をボーパールに設置し、半年以内には稼働を開始させる予定だ。さらに、最近は多種穀物入りスナックをデリー首都圏で試験販売しており、今後、他の地域にも展開していく予定だ。」

同社は米を原材料としたスナック菓子を発売しRTEスナック市場にも参入しただけではなく、”Fast cooking Brown Rice”、“Rice cakes”や“Rice chips”等の新製品の発売に向けて準備を進めている。同社は5カ所の製造工場を保有し、それらの向上は原材料を簡単に直接調達できてコストを削減できるような場所で、かつ消費量の多い地域で戦略的に配置されている。ハリヤナ州のBahalgarhやKamaspur、パンジャブ州のVarpal Amritsar、マディヤ・プラデーシュ州のBhopalの製造拠点では、合計で67TPHの精米能力(設備容量408,000MT)を誇る。Kamaspur工場は有機米の精米を担当する一方、Bhopal工場では付加価値製品の製造を担当している。これらに加え、アメリカのヒューストンにも現代的な包装工場を稼働させている。

また、同社の主力ブランド“Dawaat”は、インドだけではなく世界中の市場で拡大している。LT Foods社はまた、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、中東、南アフリカ、モーリシャス、オーストラリア等、50か国を超える世界の主要市場で強固な流通網を有している。

同社が製造するバスマティ米の約60%は世界中に輸出されており、売上のほとんどがアメリカ、中東、シンガポール、オーストラリア等への輸出によるものである。

LT Foods社はグルガオンに本社を構え、インド含め海外拠点で合計約900人の従業員を雇用している。2013年度の総売上高は230億ルピーであり、今年度は前年に対し20-25%の成長を見込んでいる。

一覧に戻る