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【アルコール飲料】プレミアムリキュール大手Remy Cointreau社、インド向けブランドの開発を検討

フランスの大手プレミアムリキュールメーカーRemy Cointreau社は、インドに特化したブランドの立ち上げに向けて、インド産のワインブランド”Sula Wine”の製造会社Nashik Vintners社と共に合弁会社の設立を検討している見通しだ。コニャックのメーカーとして世界中で知られるRemy Cointreau社は、“Remy Martin”や“Remy Martin Cointreau”などの既存ブランドの流通・販売において、現在Nashik Vinters社と3年間の提携契約を締結している。さらに同社は、インドに15人を出向させ独自の流通網を構築している。

Remy Cointreau社の東南アジア・インド・中東地域担当のRegional Managing Director、Xavier Desaulles氏は、「我々はインド限定のブランドの立ち上げを狙っている。そのためにジョイントベンチャーを利用したい。Sulaとは現在、流通面のみの提携体制となっているが、今後協力体制を強化する予定だ。」と述べている。

一方で既存ブランドの買収に関しては、同氏は可能性を否定し新規ブランドの開発を強調した。Remy社はコニャックの他にも、プレミアムラムやジン、ウイスキー分野に強い。

2013年度11月、インド大手ワインメーカーNashik Vintners社は、自社株式の50%(約1億2,500万ドル相当)を支配する投資家への依存を緩和するために、大胆な株式販売を始めた。この動きは既に様々な投資家から注目を受けている。

“Sula Wine”は、インドにおけるワインの年間売上量210万ケースの内、50万ケース以上を占めており、プレミアムワイン市場では約50%のシェアを誇る。
また、Remy社の売上高は現在16億ドルに及び、世界第9位の酒造メーカーである。昨年度は3億ドルの利益を計上している。

Desaulles氏は、これまでの3年間に渡るインド事業では流通網の拡大に注力し、Remyブランドは業界や顧客に着実に受け入れられていると主張する。Remy社はこれまで、“Cointreau”、“Orange Liqueur”、“Remy Martin VSOP Cognac”、“Louis XIII”、“Metaxa Brandy”や“Mount Gay rum”などのブランドをインドで販売している。

「特に“Cointreau”ブランドはインド市場で好調である。同ブランドの成長は、カリスマ性があり、自信に満ち溢れ、上品な都市部の女性をターゲットとしたブランド戦略がヒットしたからだと考えている。“Remy Martin VSOP Cognac”や、世界最古のラム酒である“Mount Gay Rum”もインドで売れるはずだ。」(同氏)

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