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【医療】インド・ヘルスケア産業でIT関連支出増加 2013年に総額570億ルピーへ

病院や医療システム、救急車、外科医訓練などのインドのヘルスケア関連事業者が、2013年にIT関連製品及びサービスに支払う費用の総額は570億ルピーに上ると見込まれる。2012年の530億ルピーから7%上昇する形だ。その内訳は、個人情報を含む内部情報システム、ハードウェア、ソフトウェア、外部ITサービス、テレコミュニケーションなどだ。

ヘルスケア業界におけるIT関連費用の増加の背景には、「拡大を続ける大都市の中間層からの需要が伸びていることでセクター自体の成長が加速されている」ことが挙げられる、と調査会社ガートナー社Anurag Gupta主任研究員は見ている。また中央・州政府主導の大規模な医療関連プログラムも、一次医療(及び二次医療)セクター、公的医療セクターを成長させることに繋がっているとのことだ。

「画像のアーカイブや通信システム、健康情報の電子記録や携帯技術を用いた医療情報システムは検討すべき重要な課題だ。医療現場を支え医療の質を向上させ、利益率の高い効率的なビジネスモデルが創出されることを期待したい」(Gupta)

ガートナー社によると、テレコミュニケーションや装置やサービスのネットワーク化などの情報通信は、医療関連民間セクターの中で依然として最大規模のカテゴリーであり続けるという。

情報通信関連は2013年の間に3.9%成長し、172億ルピー規模に達すると見込まれている(2012年の時点で166億ルピー規模)。この成長の大部分を占めるのが、企業向けコミュニケーション製品となる。

スタッフへの給与等の管理システムの支出額の伸び率は、2013年、すべてのカテゴリーの中で最も高い成長率(18%)になると予測されている。

全支出額のなかでITサービス関連費用は業務管理・コンサルティング関連費用に続いて高い伸び率だ。2012年の132億ルピーから9.7%伸び2013年には145億ルピー規模に届くと予想されている。

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