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【廃棄物】ITC社 インド・バンガロールに廃棄物リサイクル施設の設立計画

インドのコングロマリットITC社はバンガロールに廃棄物処理施設の設立を計画している。家庭や商業施設から回収した廃棄物をもとに、乾燥させた再生可能プラスチックを生産する。

バンガロール市は日次にて約150トンの軽量プラスチックを排出している。その大部分は多層ラミネートの積層品や20ミクロンにも満たない極小プラスチックである。

また併せて精製されるディーゼル油やカーボンブラック、ガス、アルミニウム等によって得られた収益は、廃棄物収集を生業とする人々の生活環境改善や経済地位向上のために使われる見込みだ(ITC社上席副社長Jogarao氏)。

このプラント設立のために、ITC社はBruhat Bangalore Mahanagar Palike(BBMP)社と提携した。BBMP社のごみ処理問題啓蒙プログラム“Wealth out of Waste” (WOW)の一部として、再生可能プラスチックを確保する。

BBMP社理事M. Lakshminarayana氏によると、廃棄物処理施設の候補地としてバンガロールにて3、4つの候補地に絞り、土地が確定すれば8月までには開発が始まる見通しだ。

ITC社上席副社長Jogarao氏によると、同社では1,000万ルピーの投資を行い、欧州の技術を導入し廃棄物処理施設を強化することを計画している。初期の日次処理能力としては1トン/日だが、今後、原材料の調達によるものの処理能力を向上させる予定とのことだ。

またITC社のWOWプログラムでは、バンガロール市周辺の12自治区において、試験的にごみ分別にも着手している。

WOWプログラムはごみに対する3R(reduce-reuse-recycle)手法の啓蒙活動にも着手しようとしている。また、一般大衆に資源分別やリサイクルの習慣を植え付けようと努力している。同プログラムでは、ITC社とBBMP社は家庭やオフィス、教育機関、商業施設、銀行、ホテル、病院等あらゆる分野と連携している。

BBMP社は今後、乾燥ごみ収集センターを各地区に作り、要員によってごみ分別が行われるようにするための整備をサポートする模様だ。

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