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【医療】GE、インドの医療改善に向けて医療関係者向けの新サービスを展開

18億ドル規模の事業を展開するGE社のヘルスケア事業部門GE Healthcareは、ヘルスケアの最新技術を車上で体験できるラウンジ、”Mission Healthier India”の展開を開始した。

“Mission Healthier India”とは、20種にも及ぶGE Healthcareの低価格な新技術を車上で試すことができる体験型の教育ラウンジである。訪れる医療関係者は、女性や母子保健、心血管疾患や救命救急診療等の分野におけるGEの最新技術を自ら体験することができる。GE Healthcareは6台の体験車で小規模の町や村を中心に展開し、インド全土で20万人の医療関係者に参加してもらうことを目標としている。
“Mission Healthier India”の車上には様々な技術や技術が揃っている。母子保健の技術であれば、胎児や妊婦の診断に活用できる超音波映像システム、乳幼児の体温低下を防ぐ寝袋”Embrace”、新生児黄疸治療のための装置”Lullaby LED Phototherapy”、持ち運び可能及びバッテリー式の心電図診断装置”ECG”や、重体患者の診療・治療やICUにおける感染を減らすために必要な救命救急診療ツール等がある。

GE India社の社長Banmali Agrawala氏は次のように語る。「インド人口の70%以上は、適切な医療人材やや技術が整った医療インフラにアクセスできない小規模な町や農村部で暮らしています。GEは先駆的なイノベーションを通して、あらゆる層の人々の暮らしを豊かにすることを掲げています。また、我々は良質で低価格なヘルスケアを全ての人に提供できるようなソリューションを開発する上で、共に闘ってくれる優秀な人材をインドに有しています」
また、GE Healthcare South Asia社のCEO、Terri Bresenham氏は次のように語る。「我々の技術やソリューションは、インドでインドのために開発されており、良質なヘルスケアは高価格でしか得られないという観念を覆している。この活動は、インドの小都市や村における医療サービスの水準向上に取り組む医療従事者にとって非常に有益なプラットフォームとなるでしょう。」
導入前の段階で実施されたパイロット事業では、タミル・ナドゥ州の50の小都市において3,000所の内科医や診療所にアプローチした。同プログラムは、多くの医者やその他の医療従事者に対して教育と技術体験を提供することに成功しただけではなく、インドの医療状況の厳しい現実も明らかにした。低価格技術や製品の認知度の低さ、知識や使用方法の訓練の不足やアクセスの不足等、様々な課題が存在することが判明した。GEのヘルスケア技術体験車は医療従事者への教育を提供すると同時に、これらのギャップの縮小を試みる予定だ。

インドにおけるGEのイノベーションセンターは、6,000人のエンジニアや科学者を抱えるGEにとって世界最大の研究施設だ。この内1,600人以上がヘルスケア分野のイノベーション開発に取り組み、これまで125個以上のイノベーションを世界に向けて発信し、インドや新興国の医療アクセス向上のための低価格なソリューションは25個にも及ぶ。GEは、癌、心血管疾患や母子保健の分野において、インドを含み世界中で提供できる低価格ソリューションを100個以上開発することを目標としている。

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