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【建設機材】Tata Hitachi社、西ベンガルの工場の拡大に20億ルピー投資予定

需要縮小により売上が減少する見通しである一方、Tata Hitachi Construction Machinery社は西ベンガル州にあるKharagpur工場に20億ルピー投資し、R&D及び生産能力の強化に努める予定だ。インドのTata Motors社と日系の日立製作所の合弁会社である同社は、この多額の投資により輸入原料への依存を緩和させ、結果的に利益率を上昇させることを目的としている。

同社が設けるKharagpur工場(西ベンガル州)、Jamshedpur工場 (ジャールカンド州)、Dharward工場 (カルナタカ州)の3拠点では、使用されている部品の内、50%以上が輸入されている。これら3拠点の総生産能力は年間15,000台である。

「R&Dと生産能力の拡大に向けた投資の計画は、既に役員会で承認が降りており、今後2年間で計画を進める予定である。」とTata Hitachi社のManaging DirectorであるRana Sinha氏は語る。資金調達については詳しく語られておらず、「新資本を投入するか、また別の方法をとるだろう。」と答えている。
同氏によると、インドの建設機材市場では需要が減少しており、今年の同社の収益にも影響を与える見通しがある。同社の収益は、前年度の270億ルピーから今年度は240~250億ルピーまで縮小すると予測されている。また、同社の3拠点の工場は、現在30%の稼働率で月間20日稼働している。

一方で、同社の輸出事業は拡大しており、現在、総売上高の内、輸出額は約2%を占める。Sinha氏は、「我々は、今後5年間で輸出額を総売上高の20%まで上昇させる計画であり、重点市場として位置づけている西アジアやアフリカからは既に試験的な受注を開始している。」とコメントしている。また、同社は装置部品の輸出も視野に入れている。現在、装置部品に関しては南アフリカとAmsterdamに拠点を置くHitachi社へ輸出している。

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