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【建設資材】インドの建設資材市場、住宅業界の成長により活性化

過去20年間におけるインド住宅業界の急速な成長は、塗装、セラミック、電気設備や衛生機器等の建設資材市場にも影響を及ぼしているようだ。現在、インドの住宅業界は消費者の所得水準の上昇や、住宅の改装や装飾に対する憧れや欲求の高まりにより需要が創出している。特に、過去10年間における GDPの持続成長や生活様式の変化に伴い大衆市場の購買力が上昇し、家電やタイル市場におけるブランド製品への消費者嗜好が向上している見通しだ。

インド塗装業協会(The Indian Paints Association)と市場調査会社AC Neilsen社の調査によると、インドの塗装市場の規模は2011年度には2,604億ルピーに達し、2016年度には4,954億5,000万ルピーまで拡大する見込みだ。売上量としては現在、塗装業界全体で311万トンに達する。現在、インドにおける一人当たりの塗装消費量は2.57kgと推定されている。また、同調査によると、装飾塗装部門は塗装市場全体の約7割を占め、残りは産業用塗装が占めている。高まる需要に応じて、塗装業界は生産能力の増加だけではなく、流通網の拡充や消費者に塗装の実用性を伝える取り組みを実施しているとのことだ。

また、セラミックタイル業界もインドで成長市場として注目されているが、成長要因としては消費者の自我や美学センスの向上があげられる。塗装業界と同様で、セラミックタイルの一人当たり消費量は現在インドでは0.5平方メートルと、中国、ブラジル、マレーシアに比べてもはるかに少ないが、その分成長の余地は非常に大きいと予測される。インドセラミックタイル及び衛生陶器協会(Indian Council of Ceramic Tiles and Sanitaryware)によると、インドのタイル業界は近年、年間15%のペースで成長しているとのことだ。

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