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【空調設備】インドの冷暖房・空調設備市場、2016年までに2,000億ルピーに到達する見通し

インフラおよび不動産事業における建設需要の拡大を背景に、インドにおける冷暖房空調設備(以下、HVAC)市場は今後2年間で30%拡大し、2,000億ルピーに到達する見込みである。

HVAC市場は2005年から2010年にかけて急成長を遂げ1,000億ルピーまで拡大し、2014年時点では1,500億ルピーに到達した。

「インフラや不動産事業の成長速度を踏まえ、インド国内のHVAC市場は今後2年間で2,000億ルピーを超えると予測している。」とISHRAE(Indian Society of Heating, Refrigerating and Air Conditioning Engineers)バンガロール支部の代表、Nirmal Ram氏はコメントしている。
「小売業やサービス業、ヘルスケア、商業施設や経済特区(SEZ)など、すべての業界にとってHVACは必需品である。そのため、HVAC市場は年間15~20%のペースで拡大すると見込んでいる。」と同氏は語る。

電気料金の向上や環境配慮への関心の高まりに伴い、インドの消費者はより効率的でお手頃な製品を求めるようになり、HVAC市場における競争の激戦化が進んでいる。インド内資企業だけではなく、外資企業による新規参入や非ブランド製品の流出なども市場の激戦化を促進させている。

「消費者の需要変化に伴い、国内のHVACメーカーはHCFCガスの排出を軽減させた新製品など、環境重視かつコスト効率の良い製品の開発に注力している。」とNirmal Ram氏は語る。

このような展望がある中、熟練労働者の不足はHVAC市場への新規参入の障壁となっている。「労働力は十分にあるが、彼らには技術がないことが問題である。今後は政府と産業共同で、国内の労働力を向上させるべきだ。現在、ISHRAEは数々の工科大学や関係組織と連携し、労働力の改善に向けた学習カリキュラムを開発している。また、同分野の学生に対し数多くのセミナーや技術研修コースも提供している。」と同氏は語る。

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