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【航空機】インドの航空業界、高い税負担により潜在市場が未開拓

インド商工会議所連合会(FICCI)とKPMGが実施した共同調査によると、インドの航空業界は高い税金が主なボトルネックとなり、潜在的な市場の開拓、およびグローバル市場における競争機会を失っている。

KPMG社Aerospace and Defence部門のインド代表、Amber Dubeyは下記のようにコメントする。「インドで運行されている国内線キャリアの内、国内で保守・点検・修理(MRO)サービスが行われているのは5~10%に過ぎない。その他は、国外のサービス事業者に外注されている。」

インドにおける航空機の数は2020年までに1,000台に達すると予測されており、MRO市場では潜在的な市場機会が見込める。しかし同氏によると、高い税負担の問題により、この市場への参入を見送る事業者が多い。
同氏は、「この市場機会を獲得するためには、規制の緩和、安全基準の見直しや国内線におけるコードシェア便の導入など、様々な取り組みが求められる。これらの取り組みは、国内の経済活動や観光産業の成長、および雇用向上などの環境要因によって、効果がさらに促進されるだろう。」
インドの航空業界では、今後10年において35万人の新規雇用が必要となる見通しだ。

同調査報告書によると、インドの航空産業は2020年までに世界3位、そして2030年までには世界最大の規模に到達する潜在力を持っているが、多くの分野において市場機会は未開拓の状態である。

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