インドの最新業界ニュース、2500社のインド企業情報を提供するポータルサイト

【医療サービス】HP社、今後2年でインドに遠隔医療センター14拠点を設立予定

米国IT大手のHewlett-Packard(HP)社はインドのNarayana Health社と提携し、自社のクラウドサービスを導入した”eHealth Centre”を国内に14拠点設立すると発表した。Narayana Health社はインド国内16都市で病院を経営する医療サービスグループである。

”eHealth Centre”とはHP社のクラウドソリューションを活用し、医者や専門医が遠隔地域に住む患者に診察・診断サービスを提供する医療施設である。

HP社Printing and Personal Systems事業Senior VP兼MDのNick Lazaridis氏によると、”eHealth Centre”にはクラウド活用の診断機器、ワークステーションやビデオカンファレンスシステムなどの装備がカスタマイズで各施設に設置されている。このような技術により、同センターでは患者の個人データや、地域ごとの病気発生パターンやリスク要因などの集計、分析及び追跡、さらに地域医療のプロファイルを監視することによりリアルタイムな疾病監視を実現することができる。

HP社にとって第1拠点目となった”eHealth Centre”は2012年にハリヤナ州に設立されており、現在ではインド全土で6拠点が運営されている。2014年6月時点で、これらの施設での患者診察件数は計36,000件以上を超えている。既存拠点のカバー地域には、およそ200万人が潜在している見通しだ。

Narayana Health社とは、2014年4月に西ベンガル州のParyandangaに設立したパイロット事業の完了後、プロジェクトを本格的に展開し、カルナタカ州と西ベンガル州で”eHealth Centre”を5拠点開設する。
Lazaridis氏は、「我々は次の18~24ヶ月の間で20拠点の”eHealth Centre”を設立する予定だ。医療設備やトレーニングは当社から提供する。」と述べる。
Narayana Health社は、アウトリーチ・キャンプ、公共の啓蒙キャンペーンや医療教育プログラムなどを活用し、同プログラムの認知度向上や理解促進に取り組んでいく。

Narayana HealthグループのCEO兼MD、Ashutosh Raghuvanshi氏は下記のように語る。「HP社が持つ遠隔医療やクラウドの技術を活用することにより、我々はより多くの患者へのサービス提供、及び早期発見や診断の向上という目標の実現に近づくことができている。」
また、HP India社Country ManagerのNeelam Dhawan氏は、「”eHealth Centres”の中核にある当社のクラウド技術は、インドのヘルスケア産業に変化をもたらしている。」と述べる。

一覧に戻る