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【医療】インド通商白書、医療サービスの向上を強調

インド財務省の”Economic Survey for 2013-14”(通商白書2013-14)では、国内における医療費支出がGDPに対してわずか1.4%であることが発表されており、特に貧困層や社会的身分が低い層に対して良質かつ低コストの医療サービスを保証するために、政府の取り組み強化が必要であると強調した。

“Economic Survey for 2013-14”は、「国内における医療費の総支出はGDPの1.4%に過ぎない。国民に良質で低コストな医療サービスを提供するためには、政府は取り組みを強化する必要がある。」と述べた。しかしGDPに占める医療支出の割合は年々増えているとのことだ。

第12次5ヶ年計画では、政府は前5ヶ年の医療支出額9.949.1億ルピーの200%増以上にあたる、3兆1.8億ルピーを医療分野に割り当てると発表した。

先日行った国家予算案の発表会では、財務大臣Arun Jaitley氏はいくつかの医療指標については大幅な改善が進んでいると述べた。
例えば、1,000人当たりの乳児死亡率は1981年の110人から、2012年には42人まで縮小し、妊産婦死亡率も2001-03年の301人から2010-12年には178人に改善している。

また、近年インド政府は医療分野において様々な取り組みを実施している。2013年には新国家健康計画(National Health Mission: NHM)の立ち上げに約1,877.535億ルピーの国家予算が割り当てられ、国民に対する平等、低価格、及び良質な保健・医療サービスの提供を掲げた。

現在インド保健省は”Janani Surakhsha Yojna(JSY)”と”Janani Shishu Suraksha Karyakram (JSSK)”の母子保健プログラムを通じ、妊産婦死亡率、乳児死亡率と出生率の3つの医療指標の改善に注力している。妊産婦による医療サービスのアクセス向上を目指し、これらの施策は国内158区の公立医療施設や大学病院において、100棟の病棟を構えた分娩施設を設置する取り組みである。

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