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【物流】インド コールドチェーン市場、2015年までに80億ドル市場へ

YES BankとPHD(パンジャブ・ハリアナ・デリー)商工会議所の調査によると、インドのコールドチェーン市場は、投資増加の影響を受け、現在の30億ドル規模から2015年までに80億ドル規模へと成長する見込みだ。

計画委員会のSaumitra Chaudhuri氏は、PHD商工会議所主催のカンファレンスにて、インドのコールドチェーンセクターの投資状況はその他セクターより遅れている、と述べた。政府による促進政策が実施されているものの同セクターへの投資は非常に弱いとChaudhuri氏は語る。「インドで利用されている冷蔵保管施設の50%は、ここ8年で作られたもの」(農業省局長Sanjeev Chopra氏)で、現在3000万トン分の冷蔵保管施設がある。だが需要に対して900万トンから1000万トン不足しており、食品提供の機会損失にもつながる。「早急に関連インフラへの投資を始め、第12次ないしは第13次計画の期間中に効果が実感できるレベルにまで計画を推進するべきだ、とChaudhuri氏は続ける。

インドの冷蔵保管ビジネスは今後4年間にわたり16-17%の勢いで成長すると、Yes Bank食農研究戦略部門インド統括部長Girish Aivalli氏は見ている。

一方で、コールドチェーンビジネスには高い不動産コスト負担等、解決すべき課題もある。また冷蔵保管施設の不均衡な利用実態もAivalli氏は指摘する。インドの既存の冷蔵保管施設の大半は単一商品向けに利用されており、80%はジャガイモを保管するために利用されている。

インドでは、近年、FDI規制緩和による外資参入や組織的小売業の登場などがコールドチェーン市場に変革をもたらすものとして期待されている。

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