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【物流】近鉄エクスプレスのインド合弁会社、新規業界に進出

インドの物流企業Gatiと近鉄エクスプレスとの合弁会社Gati-Kintetsu Express Ltdは、自社の事業領域の見直しを図っており、FMCGや小売、サービス業といったこれまで未進出の業界に注力する。「現在、我々のビジネスの主要なパートナーとなっている自動車産業は、景気低迷の最中にある。単純な配送サービスだけでなく、サプライチェーン全体を担うサービスに移行することに狙いがある」と同社社長のChitra Shindeは現地報道に語った。

同社は自社倉庫の収容能力拡大にも取り組んでおり、先日コルカタで確保した3万平方フィートの保管スペースとは別に、今後6か月でバンガロールとチェンナイで10万平方フィート拡張する計画だ。

同社が注力する業界のうちホテル業界に関しては、全国77のホテルを運営しているインド大手企業との契約が最終段階に入っており、契約が締結されればすべての調達と配送を担うこととなる。現在、ホテル側は必需品を独自に調達しており、結果として物資の過剰や不足を招いている。「シャンプーから石鹸、ベッドシーツやリネン、キッチン製品まで、ホテルが必要とする2,500の製品について、その調達を一元的に行う予定である。我々は同ホテルチェーンの在庫管理を担うことになる」(同氏)

洗剤製造のために必要な化学製品すべての輸入と配送を取り扱う契約について、大手FMCG企業と交渉中である。
同社はエマソン、出光、東芝と富士電機を含む主要な顧客5社との契約を終えている。

 

インドの運送業界は現在1,000億ルピー規模だが、今後3年間に年率17.5%で成長し1450億ルピー規模にまで拡大が見込まれる。

 

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