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【アパレル】オーガニックアパレルメーカー、インド子供服市場の開拓狙う

大人服市場が伸び悩む中、子供服にオーガニック製品需要が急上昇している。

ほとんどのインドアパレルメーカーは外資系オーガニックブランド製品を受注し、且つ自社ブランドも保有して販売を行っている。中には自社ブランドの海外展開も行っているメーカーもある。

Gron Stock holm India社CEO のDeepak Agarwal氏は、「インドは最大のオーガニックコットンの生産国だ。だがそのほとんどはアメリカやヨーロッパ市場に既製品として輸出されている」と話す。

オーガニックコットンとは肥料や農薬における化学薬品の使用をしていないコットンのことである。

同氏は先日外資系大手オーガニックキッズアパレルブランドのGron Stockholmと契約を結びインド市場に参入した。

「インド進出当時、消費者の大半はオーガニック製品を知らなかったが現在その人気は確実に高まってきている」(同氏)。同氏は1年以内に新規15店舗をオープンさせる計画だ。展開する製品ブランドにはGeggamoja、Mijn、Bamboo Baby、Grönも含まれる。

ベビーケア用品市場に関するTechnovaの調査によれば、所得向上と少子化に伴い、子ども一人に対する支出は上昇している。

また外資系ブランドのChicco や Pigeonは子会社や卸売業者を介して既にインド市場展開を果たしている。

外資系ブランドは子供を持つ家庭を対象とし、魅力的な良質の製品を生産することで独自の価値を見出す。

また、都市部ではアレルギーを持つ幼児が増加していることも重なり、良質な製品に対する需要は増加している。「コットンの生産過程で化学薬品を使うことは繊細な子どもの皮膚に刺激を与え問題を引き起こす可能性がある。オーガニックコットンを使用することで、皮膚刺激の程度を抑えることが可能だ。我々のブランドは衣服に使うボタンでさえもニッケル無使用である」(Vickram Kumar氏/Nino Bambino Director)。

Nino Bambinoはこれまで海外ブランド向けの生産が主であったが、子育て中の親の強いニーズを背景に国内市場でも収益を上げている。同店は店舗販売に加え、専門ウェブサイトのFirtscry.comやbabyoye,comと提携して売上増を狙う。

オーガニック製品の注目度は高まっているが、オーガニック製品を提供するブランドが未だ高価格であることや、ブランドそのものの認知度が以前低く、市場が拡大するためには課題もある。

 

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