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【塗料】インド塗料業界 2016年度までに5,000億ルピー規模へ

インド塗料工業会(IPA)によると、インド国内の塗料産業は、都市化の進展と経済復興の影響を受け、現状の2,604億ルピーから今後3年の間に5,000億ルピー規模に成長する見込みだ。

IPA会長のRamakanth Akulaによると、「先行き不透明な世界経済と都市化の影響により、塗料産業ではここ数年にわたり若干景気が低迷ぎみであったものの、今後3年の間は相当な成長となるものと期待している。我々は2016年度までに同産業がおよそ4,654億ルピー規模になると推測している」とのことだ。

2012年度、インド塗料産業の市場規模2,604億ルピーのうち、約71%にあたる1,849億ルピーは装飾分野が占め、残りは産業分野だ。生産高でみると、塗装産業全体で311万トンが生産され、そのうち77%を装飾分野が占める。「都市化と可処分所得の増加により、装飾セグメントと産業セグメントの比率については、今後も70:30で推移すると見ている」(同氏)

Akula氏は今後不動産分野での成長があると見込んでおり、それにより需要が牽引されると期待している。また、産業セグメントでは自動車セクターが需要を後押しし続けるだろう、と同氏は付け加えた。

投入コストは同産業の懸念材料であり続けるだろうかという問いに対して、KBS Anand(Managing Director, Asian Paints)は以下のように答えた。「原油価格安定化の兆しがあるものの、投入コストが低下するとは考えていない。ルピーの下落とインフレへの懸念により、投入コストは高くあり続けている」また、同氏は来年中に塗料の価格上昇が起きるだろうと語った。「この3年間で、価格は30%上昇している。現在の状況が持続するならば、価格の上昇は避けられない」

 

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