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【アパレル】インドメンズウェア製品、色彩豊かに

150億ドル規模のインドメンズウェア市場では、この春夏に様々な色を取り揃えたボトムスを販売される。

 

国内外ブランドから、デニムやチノパンツ、カーゴパンツ、スラックス等で幅広いカラーバリエーション(赤、黄、緑、オレンジ、赤褐色、金等)が取り揃えられている。国際的なファッションショーのトレンドを見てみると、メンズファッションブランドがフォーマル/カジュアル共にカラーボトムが展開されている。流行としてはこれまで1年以上打ち出されてきたが、保守的なインド人男性には今春ようやく受け入れられてきたようだ。

「現代の男性はファッションを楽しみたいと思っている。恥ずかしいともあまり思っていません」とVinay Bhopatkar氏(Van Heusen社長)は話す。アパレルメーカーはチノパンやジーンズなど種類問わずカラーボトム展開を増やしており、各製品カテゴリーの40-60%を占める。同社は春夏を売り出しから2週間は並外れた売れ行きだったと発表した。「製品は発売から1週間でほとんど売り切れ、在庫回転期間が15日以下だった」(同氏)

 

Future Group傘下のアパレルメーカーIndus League Clothing社 CEOのRachana Aggarwal氏は「これまではカラーボトム(赤、青、緑)は値引きして売れていた状態だったが、シーズン流行の製品として定価ですぐに売れるようになった」と話した。

メンズウェアブランドPeter Englandは消費者が多い1,000~1,500ルピーの価格帯で展開しており、カラーボトム4色(金、赤褐色、エメラルド、コバルトブルー)を展開している。「我々は現在この4色で5,000点ほど販売し、この流行ファッションの中で最も売れている。」(Kadar Apshankar, Peter England COO)

鮮やかなカラーボトムの流行は新しい若者世代を表しており、彼らは職場でも仕事終わりにも楽しむことを大切にしている。広告業界の中ではメンズファッションが色であふれている今年のトレンドを歓迎し「この季節は通常は女性だけが楽しむカラフルなボトムを自分が着られるまたとないチャンス」という声もある。オンラインファッションストアMyntraでは、メンズのカラースラックスの売上が2012年秋冬と比べて300%増を記録したという。

さらにオンラインではいつでも100種類以上のカラーボトムが国内外から購入でき、同カテゴリーはメンズウェア売上の18%を占めている。Myntraではウィメンズのカラーボトムはウィメンズウェアの20%超を占めている。

 

「インド人男性は自分自身の服装により自信を持ち始めている。今回の流行はその自信やエネルギー、ポジティブさの表れだといえるでしょう。」とファッションデザイナーのNrendra Kumar氏は話す。彼はまた、男性たちが「私は自分が誰かを知っている」といった主張でもあると加えた。

 

しかしVan Hausen 社社長Bhopatkar氏は「インド人男性はこれからファッションによってアイデンティティクライシスに陥るだろう。なぜなら一定の変化が起き、それが最終的にはかなり強烈なスタイル提案へとつながる可能性があるためだ。これからはもっと華やかで刺激的なスタイルが出てくるだろう」と見ている。

赤や緑、そしてコバルトブルーは男性に好まれる色であるようだ。Van Heusenによると、驚くことに赤などの色は大都市よりもTierⅡ都市のほうがより人気が高い。

高級生活用品小売チェーンMadura Garments Lifestyle Retailの販売するアパレルブランドThe Collectiveはメンズのポップカラーボトム(蛍光グリーン、赤褐色、濃紫色)を発売した。

True Religionや7 For All Mankind、Adriano Goldschmied、Citizens of Humanityといった小売りチェーンのブランドらも細部にこだわったカラーボトムを発売している。

Myntraによると、ChennaiとHyderabadの2都市はMumbaiやBangaloreといったカラーボトムを買いに行くトップ5都市として取り上げられた他都市よりも保守的だと知られていると指摘した。

興味深いことに、オンラインアパレルショッピング市場での売上において、チェンナイやハイデラバードはオンラインショッピングのトップ5都市から外れている。「フィットネスやスパ、サロンなどのトレンドによって、インド人男性の体系への自信が以前よりも向上している」(Apshankar氏)。

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