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インドの工作機械産業、製造業の成長支える 2016年に1,000億ルピー規模へ到達

現在インドでは製造業の発展を支える工作機械(Machine Tools)産業がメイク・イン・インディア政策の実現を支える重要な産業として注目されている。

インド工作機械工業会(IMTMA: Indian Machine Tool Manufacturers’ Association)のDirector General、V Anbu氏によると、インドの工作機械市場は2015年の920億ルピー(約1,564億円)から2016年に1,030億ルピー(約1,751億円)規模に到達すると推測されている。 

しかしながら、国内需要の内、海外からの輸入品はおよそ半分を占めており、国内の工作機械生産額はわずか475億ルピー(約800億円)にとどまっている。 

インドでは今後も鉄道や防衛、航空宇宙産業等の分野の発展に伴い工作機械の需要が拡大していく見通しであるが、このような需要に対応するためには、国内の工作機械産業の技術力を強化させる必要があるとAnbu氏は述べる。 

「(経済成長にとって)工作機械産業は戦略的な産業セグメントである。工作機械産業の技術力が高くないと、産業は発達しないだろう。」(Anbu氏) 

このような技術課題を解決するために、IMTMAは工作機械産業の企業向けにトレーニングプログラムを年間150回実施している。これには、民間企業も35社以上が協力している。 

教育プログラムのテーマは金属切削が多いが、その中で生産性や設計、メンテナンス、オートメーション等のトピックが取り上げられる。同プログラムでは工作機械のエンドユーザーとなるBajajやAshok Leyland、TVS等の製造企業の従業員が対象となる。 

また、近年IMTMAは工作機械の関連企業と提携し、IIT Madras校の中に工作機械の中核研究拠点(Centre of Excellence)を設立する等、同産業の技術力の強化に積極的に取り組んでいる。

 

 

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