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地形・気候・行政区分 一覧に戻る

多様な地形

  • インドは、北部にヒマラヤ山脈が位置し、中央部には肥沃で農業が盛んなヒンドスタン平原が、南部には世界的な綿花の産地であるデカン高原が広がっています。人口は沿岸部やヒンドスタン平原に集中しています

  • 「インド=暑い国」というイメージが強いですが、広大な国土に冠雪した山岳地帯・砂漠・平野・雨林・丘陵・高原を持つインドの気候は、実は一言では言い表せないほど多様性に富んでいます。北部の山岳地帯では冬に氷点下を大きく下回ります。実際にインドに訪れ、北から南へ移動すると、その気温の違いに驚くことも多々あります

  • インドは、北西部がパキスタンやアフガニスタン、北部が中国、ブータン、ネパール、東部はミャンマー、さらにウエスト・ベンガル州とバングラデシュと、多くの国と国境を接しています。このうち、歴史的な背景からパキスタンとはさまざまな衝突が繰り返されてきましたが、2012年4月パキスタン大統領がインドを7年ぶりに訪問するなど、少しずつ関係修復に向けた動きが進んでいます

 

モンスーンの社会・経済的影響

  • インドの季節は雨季(毎年6月~9月頃)と乾季(10月~翌年5月頃)に大きく分けられます。インドが最も暑くなるのは雨季に入る前の4月~5月頃であり、45度近くまで気温が上がる日も珍しくありません
  • 雨季はアラビア海からのモンスーン(季節風)により毎日のように雨が降り続き、しばしば豪雨により各地で洪水が発生することもあります。また道路では雨水が十分に排水されないため深刻な渋滞を引き起こし、交通機関が完全にストップしてしまうこともあります。通勤手段に車を用いることが多いため、交通機関の麻痺は企業活動にも深刻な影響を与えています
  • 一方でモンスーンは農業の生産活動に大きな影響を与え、結果的にGDPにも影響を与えています。降雨量が少ない年では生産活動の低下により農家の所得が低下し、消費活動(特に自動車や家電などの耐久消費財)が抑えられてしまうことで経済成長が鈍化することが指摘されています。モンスーンはインドの経済・社会活動に様々な影響を与えるため、関連情報は皆の関心事として、ニュースで流されています

 

「州が変わると国が変わる」

  • インドは行政区画として28の州(State)と7つの連邦直轄領(Union Territory)に分類されます。連邦直轄領は中央政府が管轄していますが、州には自治権が認められており、州毎に税制が異なります(詳しくは本サイト「法規制」)。
  • インドでは「州が変わると国が変わる」と言われる程、州により文化や言語が異なり、消費者ニーズも異なります。そのため、現地企業の中には州ごとに製品デザインやパッケージを変える等の戦略をとっている場合もあります。また、全国展開ではなく一部の州のみに展開する等、各社戦略に応じて様々な展開施策がとられています