インドの最新業界ニュース、2500社のインド企業情報を提供するポータルサイト

お勧めのインド関連書籍一覧(随時更新) 一覧に戻る

  • 本サイトではインド全体の経済・産業や、その土台にある社会・文化に関する理解を深める上で、参考になる書籍をご紹介いたします。
  • 本サイトではインド関連書籍を紹介する際に、以下の観点で星(★)の数で3段階評価しています

  「難易度」:★が増える程、専門的な内容が記載されています  
  「おすすめ度」:★が増える程、インド進出に参考になる内容が記載されています

   

「インドのことはインド人に聞け!」
著者/編集:中島岳志
出版:講談社
定価(税込):1,470円
発行年月:2009年12月
難易度:★☆☆
おすすめ度:★★☆
書評:現在のインドで起きている社会現象や変化を知るために、現地の著名なメディアがインド人に発信したコンテンツをもとに、インドの消費・生活環境や宗教、教育、娯楽などの記事を紹介・解説しています。

この本からわかること

とても当たり前かもしれませんが、私たち日本人が日々暮らしているようにインドでも人々が暮らしており、生活者として抱える課題も多岐に渡ることを知ることができます。もちろん、この本で紹介されている課題が全てではありませんが、遠い国のように見えるインドがとても近く感じられるようになる一冊です。

推薦理由

例えば、日本で起きていることを日本語メディアで知る情報と、日本で起きていることを海外メディアで知る情報との間に差があるように、インドで起きている生の情報はやはり現地メディアに接したほうが現地の状況を掴みやすいと思います。この本は、現地で広く普及しているThe Times of IndiaやHindustan Times等の日刊紙や、India TodayやOutlookなどの週刊誌をもとに書かれているため、現地で今注目されていることを知るきっかけとして大変有益です。

インドで起きている現象、例えば共働きの家庭の増加や、多忙時は外食や冷凍食品で済ませるなどのライフスタイルの変化、健康食品ブームの到来などは、インド文化の変化を感じることができます。

一方で、中流階級で育った若者が抱える受験ストレスや、社会的成功と英語学習の関係など、日本社会が抱える課題と重なる部分も多く、興味深い内容となっています。