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【広告】インド大手広告代理店マディソン・メディア社に売却の動き

関係者によると、インド広告代理店大手マディソン・メディア社のオーナーSam Balsara氏は、電通や英の大手広告代理店WPPグループと同社の売却について交渉していることが分かった。関係筋によると、同氏はより高値がつく競争入札を検討しているとのことだ。

「我々のスタンスは過去15年ずっと変わらない。当社クライアント、従業員、そして株主の価値を高め利益をもたらすことができるパートナーを探している」(Balsara氏)

上記に関して「マディソン・メディア社側からのアプローチは受けていない」(Dentsu India)とのことだ。

マディソン・メディア社は、海外パートナーを持たないインド広告業界最大の独立系エージェンシーである。メディアエージェンシー調査会社RECMAの2011年調査によると、取扱広告の総額は6億3,000万ドルで、シェアは11.2%。CadburyやAirtel、General Motorsを顧客に持つ。同社は新規事業の立ち上げも少なく、成長速度もわずかに鈍化している。

今回の動きに関して、同社の経営陣の混乱があるのではないかとの声がある。長年同社のCEOを務めてきたPunitha Arumugam氏が2012年4月にGoogleに移籍し、代わりにカナダの通信機器メーカーのリサーチ・イン・モーション社のGautam Kiyawat氏がCEOを務めている。

また、Balsara氏自身、数か月前から体調を崩し、それが彼自身にビジネス規模縮小の必要性を感じさせ、今回の動きに至ったのではないかとの声もある。

とは言え、インド市場進出を真剣に検討する外資企業にとっては、優良顧客を多数抱える同社の買収が非常に価値があることは疑いない。

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