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【自動車】日産インド法人 新型車投入、生産・販売体制も拡大へ

インドの自動車市場において現在シェア1.6%の日産は、2013年度中に新型CVT(無段変速機)を導入したAT車を発売する予定だと発表した。対象車種は、インドでの旗艦モデルであるハッチバック型のコンパクトカー”マイクラ(Micra)”(日本名「マーチ」)と中型セダン”Sunny”。 Micraは2010年にインドで発売開始され、Nissan Motor India社の旗艦モデルとなっている。

新しいCVTが内蔵されたモデルは既に世界全体で1万2千台の売上げを記録している。同社インド法人CEOの石田貴之氏によると、2013年3月までに国内で5万台以上を販売する計画であり、2013年度には新規販売代理店を30~40店舗拡大する見込みだ。

同社インド法人は今後、SUV車やセダンなど様々な製品群を市場に投入していく予定だ。「インド市場は今年は低迷していたが、今後は加速していくと見込んでいる。Renaultから販売されているコンパクトSUV車”Dustar”が急成長しており、当社も迅速に対応していく」とのことだ。

 

同社が2011年6月に発表した新中期経営計画「日産パワー88(エイティエイト)」によると、日産は2016年度までにグローバル市場シェアを8%、売上高営業利益率を8%に引き上げることを目標としている。同社は2016年度にシェア10%獲得を目指すため、「2016年までに国内の販売代理店を300店舗まで拡大する予定」(同社COO志賀俊之氏)だ。

GMや現代自動車、トヨタ、ホンダなど日系を含む外資系自動車各社は、外資規制が緩和された90年代後半からインド参入し生産体制を整備してきた。一方、日産はフランス大手自動車メーカーであるRenaultとの提携・再建を経て2010年、Renaultとの合弁により、オラガダム近郊(タミル・ナドゥ州チェンナイ近郊)に製造拠点を設立・稼働開始した。同工場には2015年までに投資額は総額450億ルピーと大規模であり、年間生産能力も現状の20万台から40万台に引き上げる計画だ。

 

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