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【二輪車】ヤマハ、2020年までにインドで500万台生産狙う

日本の二輪車メーカーであるヤマハ発動機のインド子会社India Yamaha Motor社は、2020年までにインドで500万台の二輪車の生産を見込んでおり、それに伴い新しい製造工場を設立することを検討している。同社は、2,3年以内にインドにおける二輪車市場のシェア10%の獲得を目指している。

India Yamaha Motor社CEO兼常務取締役、鈴木啓之氏は次のように語る。「私達は、2020年までに生産能力を500万台に拡大することを目標としており、そのためにはインドで更なる製造工場が必要なのだ」。
現在、同社はインドに二つの製造工場を保有している。一つが主に二輪車を製造するGreater Noida工場で、もう一つがスペア部品のみを製造するFaridabad工場である。
Greater Noida工場の現在の生産能力は年間100万台である。また、チェンナイにも新たな工場を建設中であり、2018年までに180万台の生産を担う予定である。

しかし、鈴木啓之氏は、「新工場建設や将来への長期的な投資は市場の伸び率により判断する必要がある。」と語る。「現在は市場調査の段階である。インド市場の状況や国内GDPの成長により事業戦略は左右されると思われるが、我々はインドに巨大なポテンシャルがあると信じている」
中期的な目標としては、2016年までに200万台の生産を目指しており、その内30%は輸出する予定だ。市場シェアについては、2016年までにバイクとスクーター部門を合わせて10%を獲得するとのことだ。

インドにおける同社の市場シェアは現在、スクーター部門で5%、オートバイ部門で3%である。インド市場における目標を達成するために、これらスクーターとオートバイ事業を拡大させる見通しである。
2016年までには、ローカライズしたスクーターや、通勤・通学用オートバイで市場に挑む一方、同社は高級セグメントにおける製品ラインアップの強化もしていくだろう。
「India Yamaha Motorは現在150ccの市場における主要プレイヤーである。我々は、通勤・通学部門を狙うと同時に、将来的には150cc以上のバイクを導入したいと考えている。一方で、クルーザーバイク部門には参入しないだろう。私達はインドの長期的成長可能性については自身を持っている。インド経済は2017年までに好転するとみている。我々にとってインドはポテンシャルの高い市場だ」と同氏は述べる。

今年度の販売台数について、同社は昨年度の49万台に対して67万台に増加すると推定しており、その内46万台が国内販売、21万台が輸出販売を狙う。
2012年には、同社の国内販売台数は35万台、輸出台数は14万台を記録している。

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