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【ガス】日系産業ガス大手エア・ウォーター、インド企業の株式51%を取得

日本の産業ガスメーカーエア・ウォーター株式会社は、コルカタに所在するインド大手産業ガスメーカーEllenbarrie Industrial Gases Ltdの株式51%を取得することで合意した。総取得額は約10億ルピー(18億円)である。

Ellenbarrie社は、酸素、窒素やアルゴンガスを扱う国内3拠点の工場において、一日あたり合計235トン(235 tpd)のガス生産能力を所有する。同社はまた、梱包、補充やアセチレン用の設備、80タンカー船と鉄鋼貿易事業も保有する。
エア・ウォーター、及びEellenbarrie社取締役を務める町田正人氏は、株式取得後もこれまでのEellenbarrie社の経営体制を継続させると述べている。エア・ウォーターからは執行取締役3名を常任させ、23.9%の株式を保有する創業者のAgarwala一族からも執行取締役3名の枠を設ける予定だ。
インドの産業ガス市場は、Linde社、Praxair社、Air Product社やAir Liquid社ら多国籍企業に支配されている。同氏によると、Ellenbarrie社は近年好調な成長を遂げる商用設備の産業ガスに加え、配管や手術装備等、酸素関連の医療設備に事業機会を見出しているようだ。また、新しい経営者たちは同社の鉄鋼貿易の事業にも大いに期待しており、チェンナイやグルガオンにおける自動車産業向けの工場設立も将来的に検討している見通しである。

Ellenbarrie社は6億ルピーを注入し、150 tpdの空気分離設備をハイデラバードに建設中だ。同設備は2014年4月までに完成予定だ。同社は現在、アンドラ・プラデーシュ州Vizagに135 tpd、西ベンガル州のUluberiaに100 tpd規模のプラントを操業している。
Ellenbarrie 社のManaging Directorに引き続き常任するPadam Agarwala氏は、今後の数四半期の間で同社の成長戦略を固めるつもりだと述べた。

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